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春の花:アルストロメリア

2020年05月09日 | 花さんぽ・花めぐり

今、「トチノキ(栃ノ木)」の花が見頃です。トチノキは大木になり、大型の掌状複葉の上(枝先)に花が咲くため、なかなか真横や上から見ることができません。(写真:最下段)

先日、高知に住む義兄の御母堂が満100歳で逝去されました。天寿を全うした大往生でした。

しかし、新型コロナウイルス感染防止の観点から近親者のみでの寂しいお見送りとなりました。心よりご冥福をお祈りいたします。

大正時代に日本に渡来した「アルストロメリア」は、ユリ科(又はユリズイセン科)の多年草です。

当時は派手すぎてあまり好まれなかったそうですが、バブル時代以降、一気に人気が出たとか。

花持ちがよくて花弁も丈夫で扱いやすいため、現在は花束やフラワーアレンジメントに多く利用される人気のある花です。(別名:ユリズイセン(百合水仙)、ユメユリソウ、インカノユリ)

南アメリカ原産(チリからペルーに自生)で、開花期(最盛期)は5~6月(切り花は周年)で四季咲きもあります。名前はスウェーデンの植物学者「アルストロメール」に由来します。

花色が豊富(白、黄、桃、紅、紫紅色など)で、色鮮やかなものからパステル調やシックな感じのものまで、多彩でエキゾチックな花と言われています。

花弁の一部に縞模様(条斑)が入る個性的な品種が多く、条斑がないスポットレスもあります。

茎頂に散形又は短縮した総状花序を出し、長さ5cmくらいの筒状花を多数つけます。

葉は幅の広い披針形で互生し、多くは葉柄部がねじれて、裏面が上面になることが多い。

「トチノキ」の花。樹高30m以上、幹の太さは2m以上にもなります。

花は円錐花序で直立し長さが20cmもある巨大なものです。

 

 

 



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