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春の花:雄躑躅&雌躑躅

2023年04月06日 | 花さんぽ・花めぐり

「ツジジ」は漢字で躑躅、薔薇と同様、とても書けません。

また、ツツジ(ツツジ科ツツジ属)は花もよく似ていて区別がとても難しい。

つくば植物園の解説によるとツツジを区別するには、

「園内には約20種類のツツジがあり、花はどれも似た色、形をしているがよく見ると色調が異なる。コバノミツバツツジ(紅紫色から桃色)、ヤマツツジ(朱赤色~緋色)、レンゲツツジ(赤橙色)、このほか葉と花のどちらかが先に開くか、おしべは5本か10本か、などの違いが見られる。」とのことです。

今回のツツジはどうでしょう? 両種だけを比べた場合には比較的判りやすいが、他種も含めると途端に判らなくなります。

オンツツジ(雄躑躅)」(Rhododendron weyrichii)

落葉低木~小高木 樹高:2~8m 花期:4~5月

花は葉の展開前か展開と同時に枝先に1~3個つき、花冠は朱赤色~濃朱赤色、雄しべは10本

花径4~6㎝、先は5深裂し、裂片は楕円形で上側裂片に濃紅色の斑点がある。

葉は枝先に3個輪生、先は鋭く尖り、中央部より下が最も広い。

 

フジツツジ(藤躑躅)」(Rhododendron tosaense

半常緑低木 樹高:1~2m 花期:3~5月

全体に小型で、大型の「オンツツジ」に対して、「メンツツジ(雌躑躅)ともいわれます。

花は枝先に1~3個つき、花冠は淡紅紫色で漏斗形、雄しべは5本。

花径2~3cmで先は5裂し、上部裂片に濃色の斑点がある。

春葉は花後に出る。夏葉は越冬し、倒披針形~広線形



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