田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

春の花:カルミア

2024年05月26日 | 花さんぽ・花めぐり

一般にカルミアとよばれるのは「カルミア・ラティフォリア」(Kalmia latifolia)です。

多くの品種があります。写真は’ディープピンク’

別名:アメリカシャクナゲ、ハナガサシャクナゲ 

蕾が濃紅ピンクの’オスボレッド’(‘Ostbo Red’)、フルハウスにも咲いています。

品種名? ツツジ科ハナガサシャクナゲ(カルミア)属の常緑低木 

北アメリカ東部原産 大正時代に日本に渡来。

’オスボレッド’の幹↑(埼玉県花と緑の振興センター) 樹皮は灰褐色

樹高:2~3m この樹は3mほど?

’ウィロークレスト’('Willowcrest') 

花期:5~6月

’ピンクパール’

’ピンクボール’

’ピンクチャーム’

’ギャラクシー’は花弁が星形になる珍しい品種

品種名 ’ピンクパール’? 

蕾は金平糖のような形をしていて、開花すると皿型になり花冠の模様が特徴的です。

’サラー’(K. angustifolia:アングスティフォリア種)

’レッドクラウン’

花は径1.5~2.5㎝、花色は白、ピンクがふつうであるが濃紫色や褐赤色の園芸品種が作出されている。

’ヤンキードゥードル’ 葯が花弁のポケットに収納されていて、ある時期になると 雄しべが飛び出します。

葉は互生し、長楕円形。先端が尖り、全縁で光沢がある。枝先では不揃いの螺旋状につく。


春の花:草杉蔓

2024年05月25日 | 花さんぽ・花めぐり

アスパラガスの仲間の「クサスギカズラ(草杉蔓)」(Asparagus cochinchinensis

キジカクシ科クサスギカズラ属のつる性多年草 日本原産 

花期:5~6月 雌雄異株

葉腋に淡黄色の小花を2〜3個ずつ付ける。花は雌雄異株、広鐘形で長さ2〜3㎜、淡黄緑色。

茎は下部が木化し、上部はつる性となって他物に巻きつく。分枝がきわめて多く、葉のように見えるのは葉状枝である。

細枝に付く葉は広卵形、膜質で小さく、太枝に付く葉は外曲するトゲに変化している。

果実は小球形で、汚れた白色、中に黒い種子が1個ある。

(出典:日本メディカルハーブ協会HP:昭和薬科大学 佐竹元吉研究員


春の花:ネジキ

2024年05月24日 | 花さんぽ・花めぐり

つぼ形の可愛らしい白花を多数咲かせる「ネジキ(捩木)」(Lyonia ovalifolia var. elliptica)

名前は幹がねじれることから、あるいは樹皮の縦裂けがねじれることが由来

紅葉 ツツジ科ネジキ属の落葉低木または小高木 樹高:5~6m

花期:5~6月 

前年枝の葉腋の花序に白色の壷形の花を下向きに多数つける。

冬芽

葉は薄く卵形で、葉裏の脈上には白い毛がある。球形の果実は熟すと5裂する。


ベルゼリア・ラヌギノサ

2024年05月23日 | 花さんぽ・花めぐり

ちかれたび~

先日、一人でフルハウスの「ほったらかし農園」をクワで耕し、畝を7列作り、マルチングをし、サツマイモの苗を100株植えつけました。

午後から作業を初め、約6時間かかりました。手には豆ができ、腰痛、腕は筋肉痛です。

今年は不作とのことでどこも既に完売で’紅はるか’や’紅あずま’の苗が手に入らず、最後の農産物直売所で運よく’シルクスイート’の苗を購入することがききました。でも高い!

なんとか根付いてくれると良いのですが、結果は次回に!(写真は最下段)

初見の花です。「ベルゼリア・ラヌギノサ」(Berzelia lanuginosa

切り花やドライフラーとして有名な花とのことですが、その世界には全く縁がないので知りませんでした。

ブルニア科ベルゼリア属の常緑低木 南アフリカ原産

聞きなれない科・属名ですね。アーカイブを検索してみましたが、他にはこの科の植物はありませんでした。

花期:4~5月 スギ(杉)のようなギザギザした茎先から散房花序を伸ばし、小球状の緑色の蕾を多数つけ、開花すると白色になります。

その後、徐々に花が茶褐色に変わります。 樹高は成長しても2mほど。

サツマイモ’シルクスイート’ 

肉質はしっとりとした粘質で舌ざわりが良く、甘みが強い品種です。


ネギ

2024年05月22日 | 花さんぽ・花めぐり

ネギ生産量(出荷量)の日本一は千葉県、県内では松戸市、柏市などを中心に東葛地方が主要な産地です。

秋に1本で植えたネギは、5月頃には7、8本に分かれ、それを出荷するそうです。

柏のネギの出荷量が最も多くなるのは4~6月頃とのことですが、一年中栽培されているそうです。

ネギ(葱)」(Allium fistulosum) ヒガンバナ科ネギ属の多年草 

中国西部やアジア中央原産。日本には5世紀に渡来。

花期:4~5月。春に薹(とう)立ちして頭状花序がつき開花します。

ネギの花序は、葉の間から伸びた円柱状の花茎の先端につき、一般に「葱坊主」と呼ばれます。

ネギ坊主が咲くと葉が硬くなり、味も落ちるので早めに摘み取るそうです。

 

ネギの茎は根から上の1㎝程度の部分で、白い葉のように見える部分は葉です。

シモニタネギ(下仁田葱)’

非分けつ性の一本ネギで、軟白部は長さ15~20㎝と短く、また太さは最も太いもので直径4~5cmときわめて太いものがあります。

クジョウネギ(九条葱)’」 

他の葱にはない「ぬめり」が存在するのが特徴。背丈も80cm以上まで伸び、葉の厚みもある。

ヤグラネギ(櫓葱)’

花茎の頂点に形成される「珠芽(しゅが)」が櫓(やぐら)に似ていることが名前の由来

東日本(根深ねぎ)では、葉の成長とともに土を盛るので白い部分が多くなりますが、西日本(葉ねぎ)では土を盛らずに陽に当てて育ってるので緑の部分が多いネギになります。

日本料理(鍋物や汁物の実、薬味など)には欠かせない食材の一つですが、入ってきたのは弥生時代頃で、積極的に利用されるようになったのは奈良時代からです。

※出典:つくば植物園解説プレートなど。