田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

マダガスカルジャスミン

2024年08月21日 | 花さんぽ・花めぐり

マダガスカルジャスミン」(Stephanotis floribunda:ステファノティス・フロリブンダ

別名:アフリカシタキズル 英名:Madagascar jasmine マダガスカル原産。

ジャスミンと名前が付いていますが、モクセイ科ソケイ属のジャスミンの仲間とは全く違う植物。

花の形、香りが似ていることから名付けられた。切り口から白い乳液が出ます。

キョウチクトウ科シタキソウ属(ステファノティス属)の非耐寒性つる性木本 

花期:5~9月 芳香のある純白の筒状の花を数輪ずつ咲かせます。

観賞用に行燈仕立てに栽培されるほか、ブーケやコサージュなどの材料としても利用される。

果実 中には綿が詰まっていて果実の部分は無く、食べることは出来ません。

熟すと実が2つに裂開して中の綿が種とともに風で飛散します。

葉に白い斑の入る’バリエガタ’

’バリエガタ’の果実


春~夏の花:クニフォフィア(トリトマ)

2024年08月20日 | 花さんぽ・花めぐり

南アフリカなどに約70種が分布する「クニフォフィアKniphofia)」(旧属名の「トリトマTritoma)」の名で流通)

和名:シャグマユリ(赤熊百合)、英名:トーチリリー(torch lily)

ツルボラン科ジャグマユリ(クニフォフィア)属の常緑性多年草 

花期:5月中旬~11月中旬 

クニフォフィア・リネアリフォリア」(K. linearifolia

クニフォフィア・ノルシアエ」(K. northiae

クニフォフィア・ガルピニー」(K.galpinii

クニフォフィアの一種」(K. sp.)

 

一般的よく流通する「オオトリトマ」(K. uvaria:クニフォフィア・ウバリア

蕾はオレンジ色で筒状の黄色い花が咲く。花茎を1~1.5m伸ばし、茎頂に15~20cmほどの花が集まって咲く。

次↓は大型になるオオトリトマ(原種)をもとにした改良交雑品種 ’ポコ シリーズ'

クニフォフィア・ウバリア’ポコ・オレンジ’」(K. uvaria 'Poco Orange')

’ポコ・ シトロン’K. uvaria’Pco Sitron)

’ポコ・レッド’K. uvaria’Poco Red’)

’ポコ・サンセット’K. uvaria’Poco Sunset’)

’ポコ・ロケット・ジュニア’K. uvaria’Poco Rocket Jr’)

 

こちらは「ヒメトリトマ」(K.  rufa:クニフォフィア・ルファ)の改良交雑品種だと思います。

草丈60~80㎝程度に成長し、花序の長さは12~20㎝程度でやや小型の品種。

 


夏の花:ノウゼンカズラ・タグリアブアナ’マダム・ガレン’

2024年08月19日 | 花さんぽ・花めぐり

推しの大谷君。ついにMLB全球団からのホームランを達成しました。

HR38号&37盗塁なので史上6人目の40-40達成まじか。このままいけば史上初の45-45も。

ただ8月間打率(1割6分4厘)が低迷しているのが気がかりです。

鮮やかな紅色の花を咲かせる「ノウゼンカズラ・タグリアブアナ’マダム・ガレン’」(Campsis × tagliabuana  ‘Madame Galen’) 

別名:カンプシス・タグリアブアナ’マダム・ガレン’アイノコノウゼンカズラ(合ノ子凌霄花)

ノウゼンカズラ(C. grandiflora)とアメリカノウゼンカズラ(C. radicans)の雑種で、花の形・大きさは前者(中国原産)、花色は後者(北米東南部原産)と良いとこどりの品種です。

ノウゼンカヅラ科:属の落葉性つる性木本 つるの長さ:3~10m

花期:6~9月(見頃:7~8月)直径5cmの赤橙色。花は細長く、漏斗型で、先端は5裂し平開する。

葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は7~13個で、卵形もしくは披針形、葉縁には粗い鋸歯がある。

他のものに吸着する付着根(木質の気根)を出して這い登る。


ヒロハナンヨウスギ

2024年08月18日 | 花さんぽ・花めぐり

結局、昨日は危険な暑さとのことで、フルハウスには行かず、自宅待機としました。

7月中旬から1か月以上、行っていないので雑草も伸び放題でしょう。

何とか今月中には行って草刈り&台風の後始末、換気をしなくてはと思っています。

泥棒にも入られたことがあるのでそちらも心配です。

貴重品はありませんが、窓を割られると交換費用もかかるし、雨が吹き込んで大変なことになります。

'240814 つくば植物園にこんなものが展示されていました。

これは和名:「ヒロハナンヨウスギ(広葉南洋杉)」の巨大な球果です。ずっしりとした重さを感じます。

サイズ感が判らない写真ですみませんがこどもの頭くらいです。成熟するとラグビーボールほどの大きさになるそうです。

こんなのが樹上から落下してきたらひとたまりもありませんね。(なまんだぶつ)

つくば植物園では”立入禁止区域”に植栽されています。傍で見たいと思っていましたが納得です。

球果の重さは5㎏~最大10㎏もあり、表面には鋭利な硬い刺が生えているため素手では触れません。

中には種子が50~100個入っているそうです。

種子はかつてはアボリジニの重要な食糧で、加熱すると栗やじゃがいもに似た風味があると言われます。

ナンヨウスギ(アローカリア)の一種。学名: Araucaria bidwillii 英名:ブンヤ・パイン(Bunya Pine)

ナンヨウスギ科:属の常緑高木でオーストラリアクイーンズランド州に自生。樹高は30~40m。

若い葉は比較的柔らかですが、成木の葉は披針形または三角卵形で、硬く先端が鋭く尖り、光沢のある濃緑色をしています。

 

 

 

 

 


つくば植物園:水草展②+α

2024年08月17日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、フルハウスに行ったら「ポポー」(バンレイシ科)の木が倒れていた。

以前、大きなポポーの木が倒れたとブログに投稿しましたが、そのこどもの木になります。

台風7号の強風で他の竹木なども倒木したり、枝葉が散乱して酷い状態だと思います?

後始末に行かねばなりませんが、今日は最高気温37℃を超えるとの予報。想像しただけでげんなりします。

 

水草展の水草と園内の水草です。

中央の沈水葉が「ササバモ(笹葉藻)」 ヒルムシロ科 ヒルムシロによく似ていて間違われる。

ササバモの花 両性花で花弁と萼片はなく、葉腋に穂状花序をつける。

ガシャモク」 ヒルムシロ科 

産地は数ヶ所しか残存しておらず、絶滅危惧AⅠ類(CR)に指定されている。

アカウキクサ」 アカウキクサ科 水田やため池等に生育する浮遊植物

ジュンサイ(じゅん菜)」 ハゴロモモ科

若芽を酢の物やお吸い物に用いる。ぬるぬるとした触感が特徴。

白い花が咲いている「シロバナナガバノイシモチソウ(白花長葉石持草)」 モウセンゴケ科

葉に線毛があり、粘液によって昆虫などを捕らえる食虫植物

ヒルムシロ(蛭蓆)」 ヒルムシロ科

浮葉は笹の葉のようで艶があり、沈水葉はセロファン状。

オヒルムシロ(御蛭蓆)」 ヒルムシロ科 浮葉と沈水葉をつける。

吹田原産の「吹田クワイ」 オモダカ科

正月に欠かせないクワイはオモダカを、地下の塊茎を大きく選抜したもの。

ミジンコウキクサ」(小さい方)サトイモ科 世界で最も小さい陸上植物

※大きい方は「コウキクサ(小浮草)」 どちらも浮遊性の水草です。

500倍拡大模型

 

最小の花

フトイガヤツリ(太藺茅吊)」 カヤツリグサ科

茎は編み物に使われ、根茎は香辛料とされ、日本では切り花にされる。

マコモ(真菰)」イネ科

 

黒穂菌に感染した芽の一部が肥大した部分が、「マコモダケ(菰田筍)」として食用になる。

サトイモノ近縁種「ハスイモ」サトイモ科

高知県や徳島県で栽培され、酢の物やサラダ、みそ汁の具として用いられる。

ピアス」(装飾品)に用いられる「Syngonanthus nitens」 別名:カッピンドウラード ホシクサ科 

黒いのが「ヒシ(菱)」の実と猪苗代湖産ひし茶 ミソハギ科

猪苗代湖に生育しているヒシの実から作られているお茶。ヒシ100%