みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 ユキ妹の年賀状

2019-01-11 06:28:40 | 日記
2時ごろからうつらうつらしながら夢を見ていた。洪水のように水があふれたり、バイクが故障して道に置いたり、脈絡の無い無意識の世界だ。へんな夢!外では風の音がしていたな。

昨夜、梅やんは風呂から上がるとまた数枚の年賀状をジーと見ていました。ユキ妹からの年賀状を見ながら「せっかく子育てしても甲斐がない、もう1年以上も電話もよこさん。便聞きにきもせん。」と不機嫌にブツブツ言い出しました。ユキ妹からは先日、電話で話したところだし、先月には3日来てくれたのを完全に忘れているのだろう。

私が携帯電話でユキ妹にかけて梅やんに渡すと、今度はまともに話し始めました。「やっぱり自身子はええのう。電話をくれるし、ありがとうて涙が出てくるわ。年賀状に東京へ引っ越して行くと書いてあるが、さみしいなるのう、会いたい思うてもちょっと会えんな」などなど、長々と話していました。

賀状には東京へ行くとは書いていないのだが、以前からユキ妹が話しておいたことなのです。賀状には藍住での最後の正月ですとかいてありました。梅やんの頭の中はどうなっているのでしょうか?記憶がなくなったり、よみがえったり。夜間になるとこのように不安定になります。薬を飲ませて早く寝させる事は過去にしてきたので、今は薬を飲まさないで経過を観察しています。実家であればこのようにできるので、「実家療法」の実験しています。 これは非ベンゾジアゼピン系睡眠薬

さて、梅やんは今朝は2時から6時までトイレにも起きずにグッスリ寝ていました。私は紙オムツ大を上から重ねてはかしトイレを済ませて再び寝させました。昨日の朝は6時ごろ大量に放尿しズボン下まで濡らしてしまいました。今朝はやれやれ、大丈夫か。ご飯を2号炊こうと炊飯器の蓋を開けると、昨夜のうちに梅やんがプラスチックのボンに5合のお米を水にといて構えてありました。またやられました。
左は梅やんの5合米、右は私の2合米

それでは今日はこの辺で。