みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、小畠〜沢谷を行く

2019-01-15 04:31:57 | 日記
今朝も3時に起きて母親の紙オムツ大をセットした。尿失禁は無かった。褥瘡予防の体位変換する。

昨日の梅やんは大便の失禁をしました。私が午前中のウォーキングを2時間して帰ると、トイレの前に丸い便がおちているし、踏んでいる。後始末は、床をハイターで消毒して清掃、衣類は洗濯して、梅やんを風呂場へ誘導してお尻の洗浄です。だんだんと我が実家は介護施設になって来ました。祝日成人の日だからデイサービスがない。家では介護ヘルパーが要るようになって来ました。
便失禁

昼から温かく良い天気でした。雑種ウコッケイの巣を覗いてヒナの写真撮影に成功しました。初めての生命の誕生です。母親鳥がとても嬉しいそうです。しかし、この山の中で、しかも寒の季節に誕生するとは!この子たちの未来はどうなんだろうかと思ってしまいます。
赤ちゃん誕生㊗️

梅やんの気分転換に村内のドライブに連れて行きました。小畠は標高700メートル辺りまで集落跡があります。麻やんくは留守のようでした。立石の祖母が居た家は杉林の中で見えず。沢谷集落はまだ住人が居るようすです。スギノウ神社でお参り、同級生サトシのお墓にお参りして、北浦の学校跡を眺めてから瀬津を回って帰りました。
麻ヤンくによるも留守、階段を上る梅やん
小畠、下沢谷の家々
生家のある瀬津を見る梅やん
沢谷小中学校跡の北浦

今では人影も無くて犬の声もしないけれど、見渡せば滝ばかりの急傾斜地に、良くもまあ昔から先祖が住んでいたものです。
安政5年、西暦1858年建立の神社
ミナミやウシロという名字の人は全国に200人位しか居ないらしいのですが、そういう姓がこの深い山の中に有るのです。梅やんはその数少ない人のうちの1人です。数えで90歳…。梅やんの近未来もあと1年1年が勝負です。
雄鶏が朝を告げて鳴きました。ヒヨコも目が覚めたことでしょう。それでは今日はこの辺で。