みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 梅やん、何もすることもない日

2019-01-14 04:15:35 | 日記
4時14分、権田山か、木頭の山あたりをジェット機が飛んだような音がした。多分オレンジコースだろう。先程、私は起きてご飯を仕掛けた。

昨日は3連休の中日でした。朝、ニワトリの餌やりをしていると、巣篭もりしている親鳥が居る小さな小屋からピーというかすかな声がします。ウコッケイ雑種のヒナが1羽ふかしていました。寒によくまあ孵化したものです、寒いだろうに!さっそく、チイおばさんに電話すると、イーやんくに雛用の小さな飼育箱が有ると言うので、梅やんを連れてイーやん宅へもらいにいきました。梅やんは行くだけで車から出ようとはしませんでした。
西方を望む
東方を望む

昨日の梅やんはほとんど家の中で座っていました。洗濯物を入れるように言うと、2回目にやっと取り入れました。次には、洗濯物を畳むように指示しないと自分からはしようとしませんでした。それでも2回目にやっとたたみ始めました。 洗濯物を畳む

梅やんは洗濯物をタンスにしまう事は出来ません。タンスから出してくることもできません。何を着るかの選択が出来ません。思い起こせば、長男シゲの17回忌の朝の事、木沢の家を出るとき、梅やんは喪服を自分で着ることが出来ませんでした。これは平成23年のことですから、もう長いことになります。

私は1日の大部分を畑の石垣復旧工事に費やしました。鹿の食害防護網を畑に張ってあるのですが、下部の石垣が崩れていて、動物が侵入するものですから。 鹿の防護網

それでは今日はこの辺で。写真が撮れればヒナを写してみようかな。