みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 お正月、剣山が見える風景

2020-01-03 07:15:00 | 日記
「剣の峰も緑に映えて、山並み遠く連なるところ、樹々の高さに希望をかけて我らが母校、輝き立てり」沢谷校歌より。

人が居ない昔の集落は昨日の朝も犬の鳴き声さえしませんでした。私は梅やんが名前と住所だけを書いた2枚の年賀状の返事を仕上げて坂州の郵便局のポストに入れに行きました。投函してから休日の集配時間9:20を過ぎているのに気付きました。それで、奥へポストの集配に回っている赤いハコバンをつかまえて、帰りに郵便局前のポストを再度開けてくれるように頼みました。人がほとんどいないのに赤い郵便ポストは幾つかの箇所に立っています。


朝のマイカーは霜がいっぱいでした。昼過ぎから梅やんを乗せて神山の峠を越えて鮎喰川を下り、藍住町に住んでいる梅やんの孫たちに会いに行きました。


峠道。


神山の上分でトイレ休憩。


藍住の孫宅まで2時間。着いてお菓子とコーヒーをいただく梅やん。


アヤちゃんの家族とエリちゃんの家族と合わせて8人が賑やかにしていました。梅やんはその中に入り、「まだワシは死んだほうがマシとは思うたこたあ無い!せっかくこの世におるんじゃ、長生きせなな、昭和4年8月じゃ、90近いかろう?」と言いました。



2時間余り居て、徳島市のセツ姉宅へ向かいました。
梅やんはこれから2日間、娘宅で正月を過ごします。
私はその後、徳島市の川内でガードマンの友人と久しぶりに会食をしました。


川内インターから高速道路に入り上板サービスエリアで休憩しましたが、夜の8時半を過ぎると人影はまばらです。
今日から私は三好市の自宅でお正月休憩です。それでは今日はこの辺で。