みなみの梅やん介護日誌 昨日は晴れの良い天気

2日目の連休になるとやっとやる気が出て来る。昨日は成人の日だった。山奥の実家には普段の徳島新聞は郵送で11時ごろに来るのだが、休日は郵便が休みなので、木頭から直接にマツモト新聞店が６時50分ごろ軽トラにて配達してくれる。新聞1面に成人の日と書いてある。私も歳を取って日常の感覚が鈍くなった。15日じゃなくなったのだ。

梅やんも休みなので昼食は焼鳥丼にしました。袋のままお湯につけて炊いて食べられるので簡単です。梅やんは昼前から、「飯がない」と言って探し回っていました。電気釜の飯を鉢に移し替えて別の所に置いてあります。コメはカギの付いた戸棚に私が隠してあります。

午後には、梅やんは家の裏の県道まで散歩に出歩いておりました。私は家から少し離れた横の杉林の整備をして夕方になって帰ってみると、梅やんはまたコメを探しておりました。梅やんは私を探していたようで、「どこへいとったんぞ、コメがない！」と言います。私はコメを電気釜に仕掛けて置いて、四季美谷温泉へ風呂に入りに行きました。

温泉には受付に昨年から三好市川崎出身の青年が就職して居ります。元々、山行きが趣味の青年で募集に応募して移住して来て町営住宅に住んでいると言う人です。元日の休みに樫戸丸に登り初日の出を写真に撮ったそうです。断りを得て掲載させていただきました。

カシドマル。光は廊下の照明の反射です。

カシドマルの尾根の樹氷です。実家からもこの樹氷が見えたものです。

四季美谷温泉にはきれいな写真や絵画が数多く展示されています。

温泉から帰ってみると、梅やんが鍋を焦げ付かせて臭っていました。電気のIHだから火事にはならずに加熱し過ぎると自動で止まります。

休日はこの様に、一日中梅やんがいらん事をして、私を探しています。私は少し離れた場所や時間で見守りをしております。日中の預かりが無ければやっていけません。「ここはワシのウチじゃ！お前はこんでもええわ、1人でおるわ」と言いますが、私は、阿呆相手にいつまでやって行けるのだろうかと思います。私の日常の感覚が鈍くなったのは梅やんのためかも知れません。

今日はデイサービスの後、木沢診療所で注射があります。それでは今日はこの辺で。