みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 杖無しで歩く梅やん

2019-04-13 19:56:16 | 日記

私は神山のドス峠を越えて来ました。澄んだ空気で本州まで見通せます。アマチュア無線のスイッチを入れると兵庫県の三木市や明石市から通信がきこえます。私のはJJ5oGV局です。
柳の芽も吹き出しています。



午後2時半過ぎに帰ると、梅やんは杖なしで歩いていました。



次は階段に柵を設ける対策が必要でしょう。
昼ご飯にはフミおばが赤飯をことづけてくれました。
来たる15日午後8時30分からNHK のEテレビで認知症の放送があるので私は見ます。

それでは今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 お説教

2019-04-12 05:29:39 | 日記
昨夜のこと、帰って来る途中の国道193号線にシカが4ヶ所で出てきて居り、計6頭に出会いました。
オスジカの目が光る
メスジカ2頭

午後10時半近くに実家に着いたら、梅やんは起きて居り、落ち着かない様子。2つ目のチャビンにお茶をいっぱい入れてわかしていました。そこで座らせ、ヤカンを2つ並べて見せて、「2つもいらんだろう!1つはお湯を沸かして白湯にして薬を飲むために置いてあるのだ。お茶の葉も惜しいし、よく考えてせえ」と、説教しました。すると、梅やんは、「怒られてばかりでなんじゃおもしろいこたあないわ」と反論してきました。
ヤカン2つもいるまい!アホー。

今朝はウコッケイのオスが鶏舎の外網の屋根の上で鳴いています。梅やんが外に出してあげてから、よう入れてあげなかったようです。昨日のうちにチイ叔母にはその事を伝えたらしいです。私が帰った時は鳥が出た事は忘れていました。
少し留守にしていると色々なことがあります。これも仕方がない事です。
さて、今日は私の移動日です。梅やんは1人で置いておきます。今日はこの辺で。

みなみの梅やん介護日誌 2つの電話

2019-04-11 05:14:47 | 日記
昨日は雨が降り下での用事をとりやめて家の事をした。洗濯、畑の芋植え、マッサージ、とりごやの掃除。
マッサージ中に城東高校の同級の黒岩先生から電話がかかっていたので、折り返し電話してみました。
昨年の11月に鳴門市での絵画個展を開かれて招待状をいただいたので見に行き、写真に納めていたのを思い出しました。彼はお母様を在宅で最後まで看取られた人です。それで私の介護日誌をネットで見てくださっています。元気をもらいました。
見覚えのある高校時代の作品

午後4時にデイサービスへ梅やんを迎えに行きました。
後部座席の梅やん
いつも梅やんはこのように後部座席に乗り、時には150キロメートルも移動します。

梅やんは、買い物中も車の中にいて出てきません。今日は農協の店の前で焼き鳥屋さんが商売をしていたのを見て、「あれが欲し
いのう」と言いました。
  焼き鳥
追加で焼き鳥の串を2パック買って帰りました。

畑を見る梅やん
夕食のキャベツをうまく切ってあえたようですが、コーヒー味がします。台所を見てみると、ネスカフェインスタントコーヒーの容器が移動しています。本人は味が分からないのか、平気で食べています。



この日はセツ姉からも電話がかかってきました。梅やんを週末にひとりでおくよりも徳島市のセツの家まで連れて来ないか、ということでした。車に乗せるまでの準備に時間がかかり、長距離のゆっくりとした運転に時間がかかり、また迎えに遠回りして時間がかかること、まだまだ一晩ぐらいは食事と薬を準備しておけばいける、尿失禁したら自分で脱いで変えるからいける、という理由で電話の話を終えました。気持ちはありがたいものです。

昨夜の梅やんは、息子の言うことも聴かず電気を消されても寝る気配がありませんでした。用意してあげた二重の紙パンツを履かず、昼の衣服のままで今朝方まで寝ていました。4時半にトイレ誘導してオムツ交換。また再度寝ています。
はきかえ

さて、本日の私は午前8時に実家を出て10時から吉野川市山川での会議に出て、夕方5時からの三好市井川での会議に出て、国道193号神山峠を往復して実家に来るのは午後9時前になるでしょう。
今日はこの辺で。




みなみの梅やん介護日誌 担当医師が変わる

2019-04-10 05:21:55 | 日記
昨日は火曜日、新年度初めての受診日でした。私は徳島市丈六町での用事を済ませ、ナビの最短コース、すなわち勝浦川〜那賀川北岸コースを車で1時間20分走ると木沢デイサービスに着きました。そのまま診療所へ午後4時に着きました。担当医師が人事異動で交代になりやや時間がかかり、25番目の梅やんの診察が済んだのは5時半でした。2週間分の薬をもらいました。
診療所待合室
待ち時間の途中でチイおばが寄ってくれ、外で話をして里芋の煮付けをいただきました。
脚の画像

木沢の農協の店で買い物をしました。
午後6時の店の前は人影がありません。
途中で風景を写しながら帰りました。
下沢谷と西三子山を見る
古い小畠トンネル
天狗淵の絶壁
山桜花
春の三日月夜

日がくれた頃、梅やんは台所に立っています。夫リキさんの介護を8年間した後、梅やんは8年間、こうして独りで夕食の用意をしていました。さらに認知症の治療を始めて8年、見守りや生活支援を受けながら何とか「自立した」生活を送って居ります。梅やん間もなく90歳になります。


夕食を食べてから風呂に入ると、追い焚きのハンドルにシシバチが止まって居りました。この時期になると家の中にハチ入ってきます。巣を作る場所を探してまよいこみます。独り暮らしの年寄りが握って刺されたらショックを起こし危険なのです。お湯をかけたら間も無くコロリといきました。安全と安心。
ハチ退治

今朝は雨の音がします。そろそろ梅やんを起こして骨粗しょう症の薬アレンドロンを飲ませます。今日はこの辺で。


みなみの梅やん介護日誌 タラノメ

2019-04-08 22:49:57 | 日記
今日の梅やんはデイサービスから帰ると、ゴミ出しの押しぐるまを取りに家の上の県道まで行って来ました。一人暮らしの時は毎回自分でゴミ袋を運んでいたのでしょう。認知症を発症した平成23年の春から夏にかけてどうしていたのだろうか、ゴミが滞りなくいけていたようだから不思議です。


夕食には畑に出来ていたタラの芽を天ぷらに揚げて食べました。

タラノメ
天ぷら

梅やんはいつも昼用の紙パンツのままで寝ようとします。今晩も夜用の紙パンツを二重に履かせて寝さしました。午後10時半です。それでは今日はこの辺で。