■スモール・ソルジャーズ■ おっもしれぇぇーーっ! コマンドー・エリートの健気なまでの執拗さにはもう、感動するじゃありませんか。女性隊員のスピード量産には仰天。そりゃモンスター的にはゴーゴナイトたちの個別能力をもっとじっくり見せてくれてればそっちがメインになったはずだけど、いやもう、自転車への懸命な突撃登攀暗殺未遂シーンだけで並のSFX映画5本分以上の見応え。軍隊のパロディにもなっているような。猫や犬との交流(と言っていいかどうか)も大笑いですね。おもしれかったよぉーーっ!
■ジェイソンX■ ジェイソンが『ターミネーター2』のあいつみたいな液体復活を遂げたりして、素晴らしい世界ですよ、これ。アンドロイドねえさんとの戦いは初期アルティメット大会観た時の興奮を思い出したし。それより何より序盤での容赦ない美女顔面粉砕シーン! 『最終絶叫計画』での美(でもないな)女大放屁シーンなんか吹っ飛ぶ法悦場面。あの一瞬のためにこの映画はあると言ってよいでしょう! 以後はまことに贅沢なおまけ。
■ターミネーター■ シュワルツェネッガーのいきなりの行きずり殺傷ぶりはびっくり。一人暗殺するのにああ派手に巻き添え作る必要ないでしょうに。最後何遍ブッこわされても骨組みだけになっても這いずり回って追っかけてくる健気さには感動。『スモール・ソルジャーズ』もそうだけど、ミッションをプログラムされたメカの一途な動き、不気味に可愛いですよね。
■ターミネーター2■ いやあぁ、律儀メカ系でいくら『スモール・ソルジャーズ』が私的馬鹿受けとはいってもさすがに『ターミネーター2』にはかないませんね。前作と違って今度は命を守る側だからいいモンかと思ったら初っ端シュワルツェネッガーのあいかわらず理不尽な暴力には唖然。追跡アクションのすさまじさにも大呆然。新型ターミネーターが凍結して砕け熱で再集結のあたりは涙もの。シュワが溶鉱炉に下りてゆくところもやはり素直に涙でしょう。何遍観ても完璧な映画だよなあ。いや、一つだけ難点があったぞ。あのダイソンって研究員、物わかり良すぎ。あそこで一悶着ゴネゴネがないようでは、おめえほんとに科学者かと(エンジニアならいいのかと)。でもそれだと3時間超えちゃうね、この映画。
■ターミネーター3■ 2よりアクションにさらに金かかってる感じですな。ほとほとすごいや。だけど今度の女ターミネーター、2のあいつよりほんとに高性能なのか? あんまりそうは見えないというか、最後ヘリにつぶされて下半身ちぎれたままってのが納得いかんぞ。磁石にくっついて溶けかかったピンチすら逃れた液体合金なんだから、シュワにしがみつかれようがすり抜けてジョンとケイトを追いかけてくだろうに、ほんとは。武器も強力ビームから火炎放射に変更したのは解せないとか、全編スゴ過ギ映像だと認めつつまあ他にもいろいろ。
■レッド・プラネット■ ムシ系1で寸評つけたけどここではロボットへのコメントを。あのロボ、最初に出てきたときに漫然と観ててもなんか危険な予感がして、2度目の時もっと危険な気配を感じたのだけど、予感どおりいきなり人間に突っかかりやがって、フム、あまりに予想どおりというのも却って〈ギクッとする度〉が高いことがわかりました。
■禁断の惑星■ 光線銃で撃たれたトラがひゅんっと消滅する場面がハイライトかも。〈イドの怪物〉は結局ライオン型だろうか。形を知りたいもんだが輪郭が曖昧なのが本質なわけで。壁をへこませるあの様子からすると爪か角が発達してるな、きっと。ロボットが迎撃できない事情はわかるにしても、あぁあの2者がもし戦っていたらすげかっただろーなー。
■ロボ・ジョックス■ もっといろんなロボットを期待したんだけどな。メインは二体だけか。合成の輪郭がくっきり見えているのもなんだかな。決着は人間同士でというのも興ざめ。
■スペース・サタン■ なんかセットがチープなのと三角関係が緊張感ないのとでどうも……。いちいち女を気遣う色ボケヒロイックなジジイが鼻につくし(あれでも有名な俳優なんだって? ほんと?)。ただロボットが怖ろしげなわりに微妙に間抜けなのと、オープニングが「え? なに?」って雰囲気見事だったのとで、そこそこ。せっかくだから殺された犬もロボットとして復活してほしかったですね。
■ジェイソンX■ ジェイソンが『ターミネーター2』のあいつみたいな液体復活を遂げたりして、素晴らしい世界ですよ、これ。アンドロイドねえさんとの戦いは初期アルティメット大会観た時の興奮を思い出したし。それより何より序盤での容赦ない美女顔面粉砕シーン! 『最終絶叫計画』での美(でもないな)女大放屁シーンなんか吹っ飛ぶ法悦場面。あの一瞬のためにこの映画はあると言ってよいでしょう! 以後はまことに贅沢なおまけ。
■ターミネーター■ シュワルツェネッガーのいきなりの行きずり殺傷ぶりはびっくり。一人暗殺するのにああ派手に巻き添え作る必要ないでしょうに。最後何遍ブッこわされても骨組みだけになっても這いずり回って追っかけてくる健気さには感動。『スモール・ソルジャーズ』もそうだけど、ミッションをプログラムされたメカの一途な動き、不気味に可愛いですよね。
■ターミネーター2■ いやあぁ、律儀メカ系でいくら『スモール・ソルジャーズ』が私的馬鹿受けとはいってもさすがに『ターミネーター2』にはかないませんね。前作と違って今度は命を守る側だからいいモンかと思ったら初っ端シュワルツェネッガーのあいかわらず理不尽な暴力には唖然。追跡アクションのすさまじさにも大呆然。新型ターミネーターが凍結して砕け熱で再集結のあたりは涙もの。シュワが溶鉱炉に下りてゆくところもやはり素直に涙でしょう。何遍観ても完璧な映画だよなあ。いや、一つだけ難点があったぞ。あのダイソンって研究員、物わかり良すぎ。あそこで一悶着ゴネゴネがないようでは、おめえほんとに科学者かと(エンジニアならいいのかと)。でもそれだと3時間超えちゃうね、この映画。
■ターミネーター3■ 2よりアクションにさらに金かかってる感じですな。ほとほとすごいや。だけど今度の女ターミネーター、2のあいつよりほんとに高性能なのか? あんまりそうは見えないというか、最後ヘリにつぶされて下半身ちぎれたままってのが納得いかんぞ。磁石にくっついて溶けかかったピンチすら逃れた液体合金なんだから、シュワにしがみつかれようがすり抜けてジョンとケイトを追いかけてくだろうに、ほんとは。武器も強力ビームから火炎放射に変更したのは解せないとか、全編スゴ過ギ映像だと認めつつまあ他にもいろいろ。
■レッド・プラネット■ ムシ系1で寸評つけたけどここではロボットへのコメントを。あのロボ、最初に出てきたときに漫然と観ててもなんか危険な予感がして、2度目の時もっと危険な気配を感じたのだけど、予感どおりいきなり人間に突っかかりやがって、フム、あまりに予想どおりというのも却って〈ギクッとする度〉が高いことがわかりました。
■禁断の惑星■ 光線銃で撃たれたトラがひゅんっと消滅する場面がハイライトかも。〈イドの怪物〉は結局ライオン型だろうか。形を知りたいもんだが輪郭が曖昧なのが本質なわけで。壁をへこませるあの様子からすると爪か角が発達してるな、きっと。ロボットが迎撃できない事情はわかるにしても、あぁあの2者がもし戦っていたらすげかっただろーなー。
■ロボ・ジョックス■ もっといろんなロボットを期待したんだけどな。メインは二体だけか。合成の輪郭がくっきり見えているのもなんだかな。決着は人間同士でというのも興ざめ。
■スペース・サタン■ なんかセットがチープなのと三角関係が緊張感ないのとでどうも……。いちいち女を気遣う色ボケヒロイックなジジイが鼻につくし(あれでも有名な俳優なんだって? ほんと?)。ただロボットが怖ろしげなわりに微妙に間抜けなのと、オープニングが「え? なに?」って雰囲気見事だったのとで、そこそこ。せっかくだから殺された犬もロボットとして復活してほしかったですね。