三浦俊彦@goo@anthropicworld

・・・・・・・・・
オトイアワセ:
ttmiurattアットマークgmail.com

リラックス系1

2004-09-28 02:03:25 | モンスター映画
 ■トレマーズ■ 「コメディ系」かどうか微妙なシリーズ。ギャグではなくユーモアと呼ぶにふさわしい自然なノリなのと、モンスターがユニークすぎるのとで、特製ジャンルをあてがうに値するだろう。悲惨な犠牲者続出にもかかわらずリラックスして観れるのは、アバウトな流れのわりにルールが厳密に決まってるからかな。岩の上に避難すれば安全とか、音を立てればそっちへ気を向けさせられるとか。名場面満載、とくに銃器マニア夫婦の奮戦には大笑いです。
 ■トレマーズ2■ 陸上歩行タイプへの進化に伴って、「体温を感知されなければ安全」ってルールが加わりました。強力すぎるライフル銃で逃走用自動車にまで穴あけちゃった過剰防衛が愉快な銃器マニアのおっさん。もう全モンスター映画でピカ1のキャラクターにのし上がりつつあるというか。
 ■トレマーズ3■ おっさん、ついに奴の体内から生還しおおせましたか。ちょい行き過ぎ。かと思えばせっかくカッコよく飛行タイプ化したグラボイズ進化型、ちと弱くなりすぎてるのがな。化学反応ですぐ爆死するのは新ルールで良しとしても、冷蔵庫だか何だか粗大ゴミ一個倒しただけで圧死しちゃうとか。ちょっとあれじゃあさ。
 ■トレマーズ4■ 『フロム・ダスク・ティル・ドーン3』と同じ由来説き起こしパターンか。ふむ。ノコギリで自刃させる咄嗟戦法にゃ笑ったが、跳躍タイプが序盤しか出てこなかったのがちょっと。しかし人間側の最強の武器を見抜くなど、グラボイズって始めから知能が高かったようですね。知能ない方が怪獣好きとしてはありがたいのだが、グラボイズの場合はあまりに類例なき珍物なので許せますわ。