
「いくわよ~」
「ん? ボールはどこだ?」
「もう少し邪念を抜いて」「あの~、午後から集金があるもんで」
「さ、打ちますよ」「どうでもいいけど、腹へったなあ」
「そうそう、その調子」とアドバイスする御年81歳の吉田司さん(右)
総勢17名が記念撮影
左から岩崎邦子さん、岩崎利明さん、玉井秀幸村長(表彰台で)
白井健康元気村主催の第1回パークゴルフ大会が5月19日(土)、市内の遊楽パークゴルフ場(根16-3)で開催されました。村民たちの日頃の行いがよいせいか、心配された雨は最初にパラっと降っただけ。後は晴れわたるという絶好のプレー日和です。
参加者は総勢17名という盛況ぶり。パークゴルフ場のあちらこちらから笑い声と声援が飛び交っていました。初心者が大半を占めましたが、ベテラン勢の丁寧な指導もあり、瞬く間にルールを覚えていました。
白井健康元気村の玉井秀幸村長(77)も、
「皆さん、和気あいあいといった雰囲気で楽しんでいるね」
とご満悦。
午前9時から始まった大会は、全36ホールを回って午後0時半に終わりました。この日優勝したのは、115のスコアで締めくくった岩崎利明さん(80)。パークゴルフ歴10年ちょっというベテランです。
「ここ数年は年に50回ぐらいは家内と一緒にプレーしていますね。それまでは年に100回はプレーしていた。何といっても、芝生の上を歩くので、足腰が強くなる。上半身も使うので、こんないい運動はない。それにふつうのゴルフは14本のクラブを使うが、パークなら1本ですむ。ルールもじつに簡単なので、気軽にプレーを楽しむことができます。今回、初心者の方がたくさんいたけど、私が教えてあげると、5ホールを過ぎた頃には、もう長年やっている雰囲気でしたよ。ふだん運動しない人でも、パークゴルフを始めると健康寿命を延ばすことができる。わいわいと会話しながらプレーするので、ほんと楽しい」
つづく第2位は、太もものような二の腕が自慢の玉井村長です。第1回大会の成功で玉井会長は、
「いやあ、皆さんに喜んでもらってよかった。これをきっかけに、健康元気村主催のパークゴルフ大会を少なくても年4回は実施したいですね」
練習は有志だけで毎月第2火曜日に実施する予定だそうです。
ちなみに第3位が白井健康元気村「楽しくパークゴルフ」担当の岩崎邦子(77)さん。優勝した岩崎さんの奥様です。
「少しばかり足腰が痛くても、それであきらめないこと。あんまり無理はいけないけど、ちょっと頑張ることで、体が丈夫になりますよ。皆さんにもぜひおすすめしたいスポーツです。白井市民の皆さ~ん、今度は一緒にプレーしましょう!」
(掲載写真©村越芳子)
●お問い合わせ
白井健康元気村「楽しくパークゴルフ」担当・岩崎邦子
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