■歴史読物■
▲川瀬巴水・作「池上本門寺」
【連載】池上本門寺と近代朝鮮
東京都大田区の池上本門寺は、身延山と並ぶ、重要な日蓮信仰の本山だ。この池上本門寺こそ近代朝鮮と意外に大きな関係を持つ寺院なのである。本堂がある小高い山につながる96段の石段は美しい。「昭和の広重」と呼ばれた版画家、川瀬巴水もこの石段を描いたほどだ。この石段を寄進したのは、豊臣秀吉の朝鮮征伐に従軍し . . . 本文を読む
【連載エッセー】岩崎邦子の「日々悠々」(71)
主婦業って何?
6、7人の集まりの場に、出席することになった時のことだ。そこにはお昼を持ち寄ることになった。まずはテーブルの上に紙パックの皿が置かれ、コンビニのおにぎりや、野菜の浅漬け、サンドイッチ、ポテトチップスやベビーチーズ、などが並べられた。
少し躊躇したが、私はプラスチック容器に詰めてきた . . . 本文を読む
【連載】呑んで喰って、また呑んで㉞
国境の街で拉致されそうに
●タイ・メーソッド
山本徳造 (本ブログ編集人)
前号でも登場した作家の谷恒生さんは吞兵衛だった。主にウイスキーを好んだ。バンコクで知り合ったのだが、その夜から屋台で鴨のローストなんかを肴にタイ産のメーコン・ウイスキーをあおったものである。 谷さんは弟さんと一緒だった。見ていてほほえましいぐらいに兄弟仲が良 . . . 本文を読む
マスクの使い道・昔と今
トゥー博士が送ってくれたブラック・ジョーク
新型コロナウイルス肺炎で本ブログのインタビューで独自の見解を示してくれた、毒物研究のアンソニー・トゥー(台湾名=杜祖健、コロラド州立大学名誉教授)博士から本日未明、メールが届きました。以下はトゥー博士からのメールです。
誰かが面白い言葉を送ってきた (Some one sent me an i . . . 本文を読む
【連載】小説・マルクスの不倫(中)
【作者紹介】池田一貴(いけだ いっき)
福岡県生まれ。団塊の世代。東京外大卒。産経新聞社を経てフリーランスのジャーナリスト。現在、ノンフィクションおよびフィクションの作家として執筆活動。国民新聞に3年以上連載したマルクス批判の評論「マルクス先生さようなら」の単行本化に向けて加筆補訂作業中。
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■歴史読物■
▲川瀬巴水・作「池上本門寺」
【連載】池上本門寺と近代朝鮮
東京都大田区の池上本門寺は、身延山と並ぶ、重要な日蓮信仰の本山だ。この池上本門寺こそ近代朝鮮と意外に大きな関係を持つ寺院なのである。本堂がある小高い山につながる96段の石段は美しい。「昭和の広重」と呼ばれた版画家、川瀬巴水もこの石段を描いたほどだ。この石段を寄進したのは、豊臣秀吉の朝鮮征伐に従軍し . . . 本文を読む
【連載エッセー】岩崎邦子の「日々悠々」(70)
天ぷらが苦手
その昔、私に肌の乾燥の心配を説いてくれたSさん、お互いの生活環境も変わりすっかり疎遠になってしまっていたが、彼女の近況を教えてくれた人がいる。Sさんは、夫の葬式にも息子に手を引かれて、何が起きているのか理解できず、うつろな目をしていたとのことだ。
Sさんとは、市川市に住んでいた頃の友 . . . 本文を読む
【連載】呑んで喰って、また呑んで㉝
名物記者とアイリッシュ・コーヒー
●タイ・バンコク
山本徳造 (本ブログ編集人)
▲「サイゴンから来た妻と娘」(文春文庫)
「美味しいアイリッシュ・コーヒーを飲みませんか」 近藤紘一さんからの誘いである。近藤さんは当時、サンケイ新聞のバンコク支局長だった。ちなみに、当時は今の「産経」ではなく、カタ . . . 本文を読む
【新連載】小説・マルクスの不倫(上・中・下=毎週月曜日)
【作者紹介】池田一貴(いけだ いっき)
福岡県生まれ。団塊の世代。東京外大卒。産経新聞社を経てフリーランスのジャーナリスト。現在、ノンフィクションおよびフィクションの作家として執筆活動。国民新聞に3年以上連載したマルクス批判の評論「マルクス先生さようなら」の単行本化に向けて加筆補訂作業中。
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■歴史読物■
▲川瀬巴水・作「池上本門寺」
【連載】池上本門寺と近代朝鮮
東京都大田区の池上本門寺は、身延山と並ぶ、重要な日蓮信仰の本山だ。この池上本門寺こそ近代朝鮮と意外に大きな関係を持つ寺院なのである。本堂がある小高い山につながる96段の石段は美しい。「昭和の広重」と呼ばれた版画家、川瀬巴水もこの石段を描いたほどだ。この石段を寄進したのは、豊臣秀吉の朝鮮征伐に従軍し . . . 本文を読む