【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(66)
「肉肉しい」にも程がある
ミュンヘン、ベルリン、フランクフルト(ドイツ)
私は、「新しもの好き」である。次々に生まれてくる新語についても敏感だ。しかし、私の口の端に乗るのは、その言葉が生まれてある程度時が過ぎ、淘汰され、生き残ったもののうち、自分の感性が許容するものに限られる。言葉については、保守的で . . . 本文を読む
【連載】半導体一筋60年⑮最終回
半導体を知るための「おさらい」
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
半導体はどこに使われているか?
これまで半導体について14回にわたり話をさせて頂きましたが、予定していた内容は一通り終わったと思いますので最後にまとめをさせて頂きます。半導体はどこにも使われており、我々が日常生活を送る上で半導体が入っていない機器を探すのは難しい . . . 本文を読む
【訃報】黄文雄氏死す
日本に帰化した反骨の言論人
▲黄文雄オフィシャルサイトより
評論家の黄文雄氏が亡くなった。
《日本と台湾を中心に精力的に出版活動を行い、日本の国会図書館では二百冊を超える著書が登録され、評論家として知られる台湾独立運動家・黄文雄氏が今年7月に亡くなっていたことが明らかになった。葬儀は家族で済ませたという。》(「台湾の声」)
黄 . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(65)
月に一度のフィッシュ・アンド・チップス
ロンドン(英国)
年に数回ビッグマックが食べたくなる。フライドポテトの脂でギトギトになった親指、人差し指、中指をピンと広げ、薬指と小指で大きな紙コップを引き寄せる。そして冷えたコーラをストローで喉に流し込み、ビッグマックにかぶりつく。「ウッマー!」 思わず声が漏れそうになる。 . . . 本文を読む
【連載】半導体一筋60年⑭
米韓のオコボレをもらう日本企業の情けなさ
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
▲AIのイメージ図(トライエッティングのHPより)
持続可能な投資が必要
前回、ラピダスが多額の投資を継続するために、稼ぐ力を持つべきだと述べました。いつまでも補助金頼みを続けると、世間の風当たりが強くなります。とは言え、今はそのような事を . . . 本文を読む
関東を襲った台風7号で順延も8人が元気に参加
「パークゴルフ楽しむ会」8月定例競技会
白井健康元気村の「パークゴルフ楽しむ会」(代表・岩崎邦子)は8月18日、オスカーパークゴルフ場八千代コースで第24回競技会を行いました。
▲前列左から根本保さん、岩崎利明さん、優勝した篠原守弘さん、岩崎邦子さん。後列左から小林公子さん、釜原紘一さん、韮澤正さん、岡米男さん . . . 本文を読む
【連載】藤原雄介のちょっと寄り道(64)
早田ひな「特攻資料館に行きたい」発言の波紋
東京(日本)
▲メダルを手に記者会見に応じる早田ひな選手
8月15日正午、一人で黙祷した。そしてその数時間後、博覧強記で知られるダーツ仲間のK氏からメールが届いた。パリオリンピック卓球日本代表のメダリスト早田ひな選手の「特攻資料館に行ってみたい」発言に . . . 本文を読む
【連載】半導体一筋60年⑬
ラピダス成功のカギを握る資金力
釜原紘一(日本電子デバイス産業協会監事)
▲国産のH3ロケットにも半導体が(JAXA)
やっぱり半導体は分からない
半導体についていろいろ述べてきましたが、いまだに「やっぱり半導体は分からない」という声が聞こえます。 そう言われると、私のような技術屋は、つい細かい説明に走って話を益々難しくしてしまう傾向があ . . . 本文を読む
■月刊『丸』(令和6年8月号)からの転載です。
最後の日本兵となった高砂義勇隊
アンソニー・トゥー(杜祖健)
1974年、インドネシアで最後の日本兵である台湾高砂義勇隊の中村輝夫氏が発見されたが、後の彼の人生はけっして幸福なものではなかった!
※1930年台北生まれ。台湾名は杜祖健。毒物、化学・生物兵器の世界的権威として知られ、日本のサリン事件では、 . . . 本文を読む
ロイ・ジェームスを憶えていますか?
日本に亡命したタタール人親子の物語
山本徳造(本ブログ編集人)
両親はロシア革命から逃れて日本へ
アイナン・サファは、中央アジア出身のカザン・タタール人である。タタール人といっても、モンゴル系ではない。ロシアのカザン地域に住むタタール人は回教徒で、トルコ系だ。1917年のロシア革命後、ボルシェビキによって、回教徒たち . . . 本文を読む