生きづらい人たちの特徴として、その生きづらさの要因にもなっているひとつの特徴として、挙げられるもの
それは……、、真面目さだと思います
それも、馬鹿が付くほどの大真面目
これ、本来はとってもとっても長所です
けれど、長所を長所として活かす以前に、マイナスになってしまっているということがままあります
いくつか例を挙げてみます
たとえば、”友達”ってやつ
”友達”とは、何があってもその子のために命を張れる!!
ぐらいでないと、友達だとは思ってはいけないと思っている
次は”仕事”ってやつ
”仕事”では一切の手を抜かず、会社に勤めたらそこで一生、身を削って働いて奉仕しなくてはいけないと思っている
辞めたらいけない、ミスはしてはいけない、会社に迷惑をかけたらいけないと思っている
それぐらい極端に考える癖があります
(まだまだ山ほどありますよ〜)
実際どうでしょう?
みんな、友達友達と言いながら、その子が本当の困っている時に、平気で知らん顔します
(別にそれが悪いことだという訳ではないです、そりゃ、みんな自分優先だから当たり前です…それでいいんです)
あれだけ仕事に熱く、まるで"会社が全て‼︎会社は絶対‼︎"のように見えていた上役のあの人が、私的都合で急に退職した
馬鹿がつくほどの真面目さで生きる彼らかすると、その上役の行動に心底驚き、唖然としてしまいす
体調不調で、具合が悪くたって、息があるかぎり出勤しなくてはいけない!!くらいに思っている彼らですから、上役の去りっぷりに度肝をぬかれます
死ぬくらいなら仕事を辞められないその理由も、彼らが馬鹿真面目で考えが偏っている証拠…
なんだ‼︎本当は会社のことなんて対して愛してなかったんじゃん?なんだ!会社って自分の都合でいつだって辞めていいんじゃん?
そうです、みんなはあなたが思っているほど周りのことなど考えてなどはいないんです
生きづらい彼ら彼女らは、自分の極端で偏った考えに自分では気づけません
自分だけ馬鹿みたいに真面目に物事を受け止め考え込み過ぎ、信じ込み過ぎていることに、自分では気づけません
度が過ぎると、"相手に嘘をつくのは失礼だ!"という信念のもと、おべっかという言葉を知らないかのように相手に失礼極まりないことを連発する…なんてことも起きます
誰かに自分の心のモヤモヤを相談したところで、「気にしない方がいいよ」の役に立たないアドバイスをもらって、それで終わり…的確に丁寧に指摘してくれる人なんてそうそういません
これでは悲劇です
結果、訳のわからない生きづらさの迷宮入り…自分と周りとのギャップに苦しみます
けれど、そんな彼ら彼女たちは、言い換えれば律儀で義理堅い、優しい心の持ち主でもあるのです
長所と短所は紙一重…
どちらを活かすかは、自分次第なのです