分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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糖質制限と耐糖能低下の注意点

2019年07月06日 | 身体・健康

前回(糖質制限で糖尿病になる?)続き 

 

耐糖能が落ちても、暫らくすると元に戻っていくというのが大半であることが多い…

が、注意が必要

ということについてなのですが


大半っていう言葉は、わたしにとって意外とやっかいです

だって、ただでさえふつうの人と同じにはいかないのがわたしの身体…

 

糖質制限の神(だとわたしは思っている)江部先生は、

糖質制限すれば脂質優位(又はケトン体優位)の身体に数日でなる!!と言っているのに対して、

砂糖中毒時代を経て、さらに遺伝的に恐らく糖代謝異常を持っているであろうわたしは、

江部先生の言及虚しく、数年かけてようやく、しかもめっちゃ気を付けて!ようやくギリギリの糖新生を起こしているのが現状なのです

 

脂質を摂れども摂れども、脂質をエネルギーに変えれていない証拠です

話が全然違うじゃん??っていうことなりそうなもんです

 

”耐糖能が暫らくで元に戻る”というのも、

個体差によって一概には言えないでしょう

 

事実、わたし

糖を緩やかに摂るようになって4ヶ月は経過している!!

 

にも関わらず、

インスリン量が半端ないことからも、わたしの耐糖能は正常とは言えないのが良い証拠です

(まぁ、元々がどの程度の耐糖能レベルをキープ出来ていたのか?も、今となってはわかりませんが

 

わたし的は、やはり子供のころから消化力が弱々すぎて、

これ以上の消化能力は望めないことからも少量の糖をしっかり処理する耐糖能は取り戻していくしかありません

 

わたしの場合、いかに高たんぱく食を抑え、抑えつつもタンパク質をある程度はしっかりと確保し、

(砂糖などの単純糖質ではない)複合炭水化物による糖を上手く利用(処理)していける身体を作っていくか?が最も重要課題となりました

 

血糖値を上げてもだめ

糖を摂らなさ過ぎてもだめ

 

はあ、、なんて大変な自分の身体が恨めしい

  

ちなみに、”お菓子・スイーツを食べるようになる”ということでは決してありません

 

高たんぱく食でもなく糖質制限食でもなく…

ふつうの質素な食事をすることが一番身体にとって良いことなのかもしれません

 

 ちなみに、これが当てはまるのは、

とことんのめり込む白黒思考タイプか、

馬鹿真面目のタイプでしょう

 

ふつうの人は、糖質制限をしろと言ったって、

そんなに厳格に守って出来ませんから

 

そんな人がこういった情報によって糖質制限は危険なんだ!と、確信し、

これまで同様、馬鹿みたいに糖質をバクバク食べて糖質過剰を続けてしまえば、

間違いなく病気になってしまいそうなもんです

 

そんな人に関しては、糖質制限をしなさいといって、糖質を少し意識して減らしていくくらいでちょうどいいと思います

 

根菜やお米まで排除するといった極端な糖質制限を出来てしまう、

極端で変わり者タイプの方はご注意ください

 

以前の記事で、健康マニアに健康人はいないということを書きましたが

👉健康マニアに健康な人はいない…

まさにそうで、

 

たぶん昔から体調不良でそれをどうにかしようとあれやこれやと模索して試してきている人こそ、

極端にのめり込めてしまう人が多いのだと思います

良いと思ったら、自分の体調がそれで良くなるのならばと、全然苦なく出来ちゃうんですよね

 

強い消化力を持っているなら問題はなかったのかもしれませんが、、

 

もともと原因不明の体調不良に長年悩み、オーソモレキュラー療法に辿り着いた人がオーソモレキュラー療法の中の糖質制限という食時療法に取り組み、

ふつうの人以上に糖質制限をやりすぎてしまう…

 

そのなかの多くの人が、

厳格な糖質制限を結果的にやめていく理由がなんとなく分かったこの頃です 

コメント
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