分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
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気ままに綴っています

発達障がいと情報処理能力とパニック

2020年11月08日 | 発達障害

今日は、

生きづらい人の、

情報処理能力の話です

 

グレーゾーンの発達障がいの場合は

とくに、

”症状が表に出ずらい”

ということもあり、

 

自分も周りも、

脳が情報処理に追い付いていないことに

気づきにくい

のではないかと思います

 

もちろん、

発達障がい全ての人が

(またはその傾向のある人や、HSPにしてもインディゴチルドレンにしても)

情報処理能力が低いわけではない

と思いますが、

 

かなりその(情報処理能力が低い)確率は

高いと思います

情報処理能力が低いという自覚が

本人にはあまり無くても、

 

情報処理能力が追い付かず、

多大なるストレスがのしかかる

脳がなんかしんどい

 

ということを、

体感しているかもしれません

 

 

・作業が1つや2つ重なる。

・やらなければならないことが、

2つ3つある。

 

そうすると、

どこから手に付けていいのか分からなくなったり、

頭が常にごちゃごちゃしてきて、

発狂したい気持ちになる

 

脳内が常に小さなプチパニックのような…

そんな状態です

 

これが仕事となると、

 

作業1 1週間後までに資料を作って提出しなくてはならない

作業2 上司から、見積書を今日中に作っておいてと頼まれる

作業3 電話が鳴る→出る→発注した商品と違う商品が届いたとのクレーム、

→なぜそんなことになったのか調べて、

早急に正しいものを手配してくれ。と怒って電話を切られる

 

ふつうであれば

作業2と1は

頭の隅に取り敢えずは追いやり、

作業3に何の気になしに

脳を切り替えることが出来ます

 

 

そうして、

クレーム対応が完了したら

作業2に取り掛かり…

 

と、まあ

忙しいなりに

なんとかこなせますよね。。。

 

情報処理能力が低い人の脳は、

脳の切り替えが下手くそなので、

 

作業3をしながらも、

作業2と1が常に頭のど真ん中にはびこり、

ギャーギャーと騒いでる感じです

 

作業2と1も

でしゃばって出てきている感じです

 

作業2と1を脳のなかで必死に追い払って

作業3になんとか意識を集中させねばなりません

 

脳がと~~ても疲れます

 

確かに、

(あぁ…今日は忙しい一日だった~)

と、ほとんどの人が思うでしょうが

 

情報処理能力が低い人の場合、

このような一日が

24時間休みなしで働いたかのような

半端ない(脳)の疲労感を覚えてしまう…

 

適応障害となったり、

うつっぽくなったり、

 

会社に行くのが辛くなり、

転職を繰り返す

なんてことにも

なり兼ねません

 

病院に行けば

適応障害発達障がいの診断が

つくかもしれませんが

 

お薬を出されてお終い…

ってことも多いのではないでしょうか

 

 

一体、いつまでそのお薬を

飲み続ければ良いのか…

 

実際、

医師の言われるがまま

精神系の薬や発達障がいのお薬を

何年も休みなしに飲み続けている人も

多いのではないかと…

 

お薬も時に大事な時がありますが、

お薬以外にも対処法があった方が

絶対に良いです

 

情報処理能力は、

脳の視床で行うと言われています

 

脳の視床

情報のフィルター機能

とも言われていて、

 

視床に問題がなければ、

先ほどの例であれば

 

クレーム電話が入ってきたら、

作業2と1は情報フィルターで

しっかりとシャットアウトされ、

作業3にだけ注意が向きます

 

が、視床機能に問題があると、

情報フィルターは素通りです

 

作業1と2を抱えながらも

作業3に取り掛からねばならないので

多大なるストレスを感じるはずです

 

 

このストレスに対抗するために、

甘いものやカフェインという快楽物質を欲しやすく

依存症にも陥りやすいです🍰🍺☕️🚬🍫

わたしが、

INDIGO塾で生きづらさ軽減に、

科学的なアプローチを重視するのは、

ここに理由があります

 

脳の視床や視床下部にまず

問題があるのだとすれば、

 

全身に指令を出す役割を持つ

脳の視床下部!!!

ですから、、

 

当然、

全身への指令がふつうの人より多くなります

 

指令がしきりに出ることで、

自律神経の乱れやホルモンの乱れや

免疫の乱れが生じやすくなります

(視床下部は自律神経系・免疫系・ホルモン系の要と言われている!)

 

つまり、

全ては視床下部の指令が合図になるというわけです

 

また、

注意を向けたいことだけに、

注意を向けることが出来ずに、

 

頭の中がごちゃごちゃしてしまうということは

注意機能が上手く働いていない

わけですが、

 

これは脳の生化学的には、

GAD酵素の代謝や

ビタミンB6や亜鉛などの栄養素が関わっていますので、

 

脳が、

今の自分にとって

必要な情報だけを選別出来ない(選別するのが苦手)

ということであれば、

遺伝的に代謝が悪いか、

栄養素が足りていないなども考えられます

 

 

これだけでも、

視床機能に問題がある人が

 

・何らかの依存症に陥りやすく

・自律神経が乱れやすく

・免疫異常に陥りやすく(自己免疫疾患・アレルギーなど)

・ホルモンバランスが悪くなりやすい

・遺伝的な問題があるかもしれず

・栄養の過不足もあるかも

 

ということが分かると思います

 

そうなると、

不調のオンパレード…ですね

 

科学的なアプローチとなると、

 

脳の視床を鍛えて、

自律神経を整えて、

免疫機能を向上させて、

ホルモンバランスを整える

 

脳は変えられずとも

上から(脳)がダメでも

下から(身体)からアプローチをすることで、

悪化の一途をシャットアウトしていきます

 

だから生きづらい人には、

まずは基本的な

生活習慣や食習慣改革が必要なのです

 

また、

脳は変わらない!!

かと言えば、

そんなこともありません

 

脳の視床機能を鍛える訓練は、

注意機能を鍛える訓練で可能ですし、

 

マインドフルネス・新世代の認知行動療法

脳は変わることも分かってきています

 

 

これらは、、

お薬をただ飲んでいるだけでは

決して得られないはずです

 

お薬を飲むにしても

両方からアプローチをしていくのが

きっと一番のはず

 

生活習慣や食習慣の改善は

摂り入れても

マイナスに働くことは

恐らくないですものね

 

ただ、

ちょっと面倒くさそうだなぁ…

ということくらいでしょうか。

(笑)

 

 

コメント (1)
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