分子栄養学講師の気ままなブログ

メンタルを変えるために奮闘!
栄養のこと、健康のこと、分子栄養学や日常やつぶやきなど
気ままに綴っています

HSPがささいなことにも動揺しやすい理由、偏桃体に原因あり

2020年11月27日 | 身体・健康

今日は、HSPの特徴、

動揺しやすいについて

 

HSPの特徴のひとつでもよく挙げられる

動揺のしやすさ🧠🧠🧠

 

その理由について、

今日は書いていきます

 

おそらく一番は偏桃体にあると思います

 

HSPは疲れやすいという特徴と同時に

動揺しやすい

パニックになりやすい

という特徴も持っている人が多いですが、

 

これは、よく精神障害で言われるところの

パニック障害とはまた別ものと考えて良いと思います

 

HSPの動揺のしやすさからくるパニックは、

精神障害のパニック障害とは恐らく異なり、

 

情報処理が追い付いていないこと

さらに、不快反応が強いこと

からくるのではないかと思います

 

不快反応が強いこと

いこーる、(=)

偏桃体が過覚醒を起こしている

ということです

 

偏桃体は、快不快反応を起こす、動物に備わっている防衛本能ですが


外界から入ってきた刺激に対して快か不快かを判断し、

不快の場合は、全身に指令を出して闘争・逃走モードになります

 

HSPの動揺のしやすさ、パニックの分かりやすい例は、

交通事故だと思います🚗

 

誰だって、交通事故で誰かを怪我させてしまったら、

動揺してパニックになると思います


普段は自分の家の住所や、電話番号を何の気なしに思い出せますよね、、

 

しかし、

パニックになると、ど忘れして…

というか、脳内で沢山の情報が処理できずに頭が回らなくなり

いつも出来ていることが出来なくなってしまいます 


まさにパニック状態です🤯

 

こんな時、

脳では不測の事態に不快・恐怖を感じた偏桃体が、

視床下部・下垂体に司令を出して全身を闘争モードにし、

交感神経を優位にさせ心拍数や脈拍、冷や汗が出てきたりといった

身体反応が起きています

 

交通事故であれば

誰でもこのようなパニック・動揺になるのは致し方ありませんが

 

偏桃体が無駄に過敏になっている

過覚醒を起こしている人は

本当にささいなことでもこの反応が起きてしまうのです

 

おそらく、そんな人は、

動揺する時のことを思い出して欲しいのですが、

不測の事態や、困ったことが起きた時、恐怖を感じた時ではないでしょうか?


人前にさらされる

ミスをする

分からないことを聞かれる

一度にたくさんのことを求められる


書けばキリがありませんが、、、

 

偏桃体が正常であれば、

本当に自分にとって恐怖・不快と判断した時だけ反応が起きます

 

偏桃体が過覚醒を起こしていると、

些細なことにも偏桃体が反応し

常にパニックが起きてしまいます

 

この反応はストレス反応・HPA軸とも言われていて、

自律神経系・免疫系・ホルモン系の総司令部(視床下部)

との関連が深いのです

 

つまり、動揺しやすい、

パニックになりやすいHPAの人たちというのは

偏桃体が過覚醒を起こしていることにより

ストレス反応を起こしやすく、

 

結果的に、

黙っていても自律神経・免疫・ホルモン…

これらのバランスが非常に乱れやすい人たちと言えるのです

 

自己免疫疾患・アトピー、アレルギー、

頭痛、起立性調節障害、PMS、婦人科系疾患…

不定愁訴に悩まされやすい人たちでもあります

 

偏桃体の過覚醒を抑えるための脳アプローチをしつつ、

同時に身体のほうからも自律神経・免疫・ホルモンバランスを整えるアプローチをして

脳と身体の両面からアプローチをする!!!

 

これで幾分、HSPの生きづらさを軽減出来るようになります

 

心だけ見つめていても、

脳の過覚醒やパニック・動揺しやすさというのは

なかなか良くなっていきません

 

脳の過覚醒を抑えることは正直(遺伝的要素が大きいと思うので)難しいですが、

それでも身体面への悪影響はかなり抑えることが出来ます

 

偏桃体が過覚醒を起こしていて動揺しやすい

パニックになりやすい人は、

自律神経や免疫やホルモンバランスの乱れには日常生活で特に注意してあげてください

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする