遅ればせながら昨日から数日間の夏休みを頂きました。
皆さんもご存知のRBN(Reverse Beacon Network)を使って、2本のエレメントの比較をしてみました。
今回はQSYの時間短縮のためATU(AH-4)を使用しました。
エレメントは次のふたつです。
① 全長2.5m(アルミパイプ) 水平設置
② 全長6.5m(アルミテープで竹光化した釣竿) 垂直設置 ※ 建物との間隔は60cm程度
①、②とも接地はベランダに敷き詰めた銅板です。 純粋にエレメントだけを交換しての比較です。
参考までですが、検証時のHFコンディションはとても悪い状態でした。
当時のDXクラスタの要約は以下のとおりです。
9/25 2045JST SFI=110 SSN=56 A=9 K=2
検証実施時刻は2024~2035(JST)で、上記のクラスタ時刻と10分ほど差異があります。申し訳ありません。
ちなみに上記時刻(2045JST)におけるDXクラスタにアップされていたのは以下の内容です。
VK8VF 50MHzビーコン
SV8/OK1MAM 21MHz
VK6OC 50MHz
W9UCW 3.8MHz
OH1MN 21MHz
このような状態で、コンディションがイマイチなのがお分かり頂けると思います。
①について各周波数でCQを出した後に、②についても同様に実施しました。
実施した周波数は、3.5、7、10、14、18、21の6つの周波数帯です。(モードはCW)
-------------------------------------------------------------------------------------------
①についての結果
3.5、7、14、18MHzについてはリバースなし。
10MHz
N7TR(ネバダ州) 14dB
BA7NQ(中国) 9dB
KH6LC(ハワイ州) 19dB
21MHz
ON5KQ(ベルギー) 6dB
--------------------------------------------------------------------------------------------
②についての結果
3.5、7MHzについてはリバースなし。
10MHz
N7TR(ネバダ州) 14dB
BA7NQ(中国) 13dB
KH6LC(ハワイ州) 20dB
14MHz
BA7NQ(中国) 4dB
18MHz
SK3W(スウェーデン) 9dB
OH2BBT(フィンランド) 12dB
DL9GTB(ドイツ) 10dB
DL1EMY(ドイツ) 7dB
21MHz
OH2BBT(フィンランド) 15dB
BA7NQ(中国) 10dB
OH6BG(フィンランド) 7dB
ON5KQ(ベルギー) 8dB
--------------------------------------------------------------------------------------------
興味深いのは10MHzは全て同じ局であり、それほど大差がないことでしょうか。
21MHzではON5KQから①、②ともリバースがありましたが、これもそれほど大きな差はありません。
ただ、やはり②の長いエレメントはたくさんの局からのリバースがありましたので、②の方が上かな? SNRの値は決して良い
とは言えないのですが、コンディションもかなり悪かったので、コンディションに助けられればもっと良い結果が出ると思いま
す。
それにしても①は短いのに大健闘です。①は夕刻は3.5や7MHzで国内モニター局から軒並み30dB以上(MAX37dB)をもら
えましたので十分使えると思います。今朝方もこのエレメントでヨーロッパ各国やメキシコと7、10、21MHzでQSOしています
ので、短い割には良い感触を受けていました。 (このエレメントは昼間用に目立たないように自作したものです)
そのうち、同一エレメントで垂直/水平の比較をしてみたいと思います。
皆さんもご存知のRBN(Reverse Beacon Network)を使って、2本のエレメントの比較をしてみました。
今回はQSYの時間短縮のためATU(AH-4)を使用しました。
エレメントは次のふたつです。
① 全長2.5m(アルミパイプ) 水平設置
② 全長6.5m(アルミテープで竹光化した釣竿) 垂直設置 ※ 建物との間隔は60cm程度
①、②とも接地はベランダに敷き詰めた銅板です。 純粋にエレメントだけを交換しての比較です。
参考までですが、検証時のHFコンディションはとても悪い状態でした。
当時のDXクラスタの要約は以下のとおりです。
9/25 2045JST SFI=110 SSN=56 A=9 K=2
検証実施時刻は2024~2035(JST)で、上記のクラスタ時刻と10分ほど差異があります。申し訳ありません。
ちなみに上記時刻(2045JST)におけるDXクラスタにアップされていたのは以下の内容です。
VK8VF 50MHzビーコン
SV8/OK1MAM 21MHz
VK6OC 50MHz
W9UCW 3.8MHz
OH1MN 21MHz
このような状態で、コンディションがイマイチなのがお分かり頂けると思います。
①について各周波数でCQを出した後に、②についても同様に実施しました。
実施した周波数は、3.5、7、10、14、18、21の6つの周波数帯です。(モードはCW)
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①についての結果
3.5、7、14、18MHzについてはリバースなし。
10MHz
N7TR(ネバダ州) 14dB
BA7NQ(中国) 9dB
KH6LC(ハワイ州) 19dB
21MHz
ON5KQ(ベルギー) 6dB
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②についての結果
3.5、7MHzについてはリバースなし。
10MHz
N7TR(ネバダ州) 14dB
BA7NQ(中国) 13dB
KH6LC(ハワイ州) 20dB
14MHz
BA7NQ(中国) 4dB
18MHz
SK3W(スウェーデン) 9dB
OH2BBT(フィンランド) 12dB
DL9GTB(ドイツ) 10dB
DL1EMY(ドイツ) 7dB
21MHz
OH2BBT(フィンランド) 15dB
BA7NQ(中国) 10dB
OH6BG(フィンランド) 7dB
ON5KQ(ベルギー) 8dB
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興味深いのは10MHzは全て同じ局であり、それほど大差がないことでしょうか。
21MHzではON5KQから①、②ともリバースがありましたが、これもそれほど大きな差はありません。
ただ、やはり②の長いエレメントはたくさんの局からのリバースがありましたので、②の方が上かな? SNRの値は決して良い
とは言えないのですが、コンディションもかなり悪かったので、コンディションに助けられればもっと良い結果が出ると思いま
す。
それにしても①は短いのに大健闘です。①は夕刻は3.5や7MHzで国内モニター局から軒並み30dB以上(MAX37dB)をもら
えましたので十分使えると思います。今朝方もこのエレメントでヨーロッパ各国やメキシコと7、10、21MHzでQSOしています
ので、短い割には良い感触を受けていました。 (このエレメントは昼間用に目立たないように自作したものです)
そのうち、同一エレメントで垂直/水平の比較をしてみたいと思います。