非論理的、非科学的アパマンハム 7K1JRC/JR2NQC/K1JRC

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理論良く分かりませーん!

エレメント別検証結果

2013-09-27 12:38:06 | ベランダアンテナ
こんにちは。

昨夕、薄暗くなってきてからエレメント別の送受信能力の比較をしてみました。

設置形態がそれぞれに違うことから指向性も異なって来ますので、単純に比較は出来ませんがとりあえずRBN(Reverse 

Beacon Network)を使用しての検証です。

結論から言いますと、7m釣竿>2.5mアルミパイプ(水平)>2.5mアルミパイプ(垂直)です。

受信については7m釣竿と2.5mパイプ(水平)はそれほど差を感じませんでしたが、2.5mパイプ(垂直)はかなり落ちます。

送信能力については、以下にRBNからのリバース結果として記します。

アンテナの設置し直し時間が必要なため数分間のタイムラグがありますが、ほぼ同時刻での検証ということでご了承願いま

す。

7、10、14、18、21、24の各周波数で「CQ CQ CQ DE 7K1JRC」を2回ずつ送信しました。

ATU(AH-4)+ベランダ銅板接地での実施です。


① 2.5mアルミパイプ(垂直)  ※エレメントは屋根の上には出ません。
   7MHzで国内3局(1及び4エリア)から、18MHzでZL2(SNR18dB ※以下、dB数値はSNRを示します。)
10、14、21、24MHzについてはリバースなし。

② 2.5mアルミパイプ(水平)
   7MHzで国内3局(1及び4エリア)とBA5(7dB)、10MHz(1エリア)、18MHzでOH6(8dB)
   14、21、24MHzについてはリバースなし。

③ 7m釣竿(垂直)  ※エレメント4.5m程度が屋根上に出ています。
   7MHzは国内3局(1及び4エリア)、KH6(20dB)、N7(18dB)
   10MHzはKH6(25dB)
   14MHzはOH6(15dB)と国内1エリアから1局
   18MHzはOH2(12dB)
   21MHzはOH6(11dB)
   24MHzはOH6(6dB)
   全バンドでリバースがありました。


上記①~③のうち、同一局からのリバースがいくつかありました。

JA4ZRK(7MHz)→ ①13dB ②22dB ③22dB  ②と③が互角ですね。
JG1VGX(7MHz)→ ① 9dB ②20dB ③24dB  順当な結果でしょうか。 それにしても同じ垂直でも①と③は大差!
JA1LZR(7MHz)→ ① 26dB ②38dB ③なし    もっとも長い③はリバースありませんでした。

①で唯一南方面のZL2からリバースがあったのも面白いですね。

③では実際に、アメリカとヨーロッパの局からコールされたりもしましたので、やはり効率が良いのだと思います。

③を昼間から上げてみたいものです

昼間は②ですが、これは細くて短いエレメントですが国内QSOは全く問題なく楽しめます。昨日も7エリアの方と終始59を維

持しながら1時間近くも7MHzでラグチューが楽しめました。先方のアンテナにも助けられました。