録画していたNHKの「見狼記」を見た。てっきりアーカイブスと思っていたら新作だった。ニホンオオカミにあこがれ、オオカミとの出会いを切望する人々の物語。主人公格の八木さんが撮ったニホンオオカミといわれる写真は迫力のある姿だった。余談だが私が野外で怖いと思うのは雷と野犬だが、この写真が野犬だとしてもこんなのが野外にいたら恐ろしいですよ。また、オオカミの血を引くといわれる犬をかけあわせて作った「戻りオオカミ」もなるほどというつらがまえだった。
ニホンオオカミの現存の真偽はわからない。しかし、八木氏がラストで言っていた「私が死んだら土葬してもらってオオカミに食べられたらうれしい。」という気持ちはわからなくもないように思った。