生態学会滋賀大会に行ってきました。きょうのぞいてみたのはシンポジウム「湖国における田んぼ研究」。嘉田知事がトップで講演。興味深かったです。
嘉田氏が田んぼ研究の中で当初からこだわってきた環境の中での「人」の重要性、自然研究者からは人はノイズだといわれてもこだわり続けたことが、今日の琵琶湖博物館の田んぼ研究につながっている。さらにこうした研究を単に学問にとどまるのではなく、環境問題の解決に結びつけていくことを志向したことが政治の道へとつながったのかなと思いました。
嘉田氏の活動では市民参加調査が有名ですが、こうした行動は市民運動の系列の中で考えてみるべきかと思いました。
嘉田氏は政治の世界に入りましたが、若手が次々と養成されまたグループの雰囲気が明るいのに感心しました。