さっき、投稿用の写真を整理していたら、おもしろいことに気づきました。1枚目はふたつの指でマダラバッタをはさんでいるときの目ですが、困った顔になっています。2枚目は写真撮影がおわりはさむのをやめて、指の上にのせたときの顔ですが、のびのびしています。
カマキリの偽瞳孔と同じようなものかな?と思いますが、たまたま目にかかる斜めのもようと撮 影のちょっとした位置の違いでこうなったみたいです。
さっき、投稿用の写真を整理していたら、おもしろいことに気づきました。1枚目はふたつの指でマダラバッタをはさんでいるときの目ですが、困った顔になっています。2枚目は写真撮影がおわりはさむのをやめて、指の上にのせたときの顔ですが、のびのびしています。
カマキリの偽瞳孔と同じようなものかな?と思いますが、たまたま目にかかる斜めのもようと撮 影のちょっとした位置の違いでこうなったみたいです。
アレルギー性鼻炎でこのところぼーとしていましたが、ぼーとしながら浜寺公園バッタの原っぱの調査のまとめについて考えました。
この調査は2005年5月から9月にかけて、バッタの原っぱととなりのグランドにいるバッタ(キリギリス類も含む)を、毎月一回区画別にスイーピングで捕獲し、その変動を調べたものです。この調査で確認したバッタはトノサマバッタ、イボバッタ、マダラバッタ、クルマバッタモドキ、ショウリョウバッタ、オンブバッタの6種類です。(このほかバッタの原っぱにはツチイナゴもいます。)
6種類のバッタの中でマダラバッタのみ、最初バッタの原っぱに多いのに、7月以後はグランドのほうが多くなります。グランドは周囲のフェンス沿いにわずかに草がありますが、常にていねいに摘まれ、ほぼ裸地に近い状態です。調査後半でマダラバッタを実際に捕まえた場所は、そのようなわずかに草が残ったところですらなく、まったく草のないグランドの地面でした。
このことから、マダラバッタは幼虫時代はまばらでも草のある場所にいるが、繁殖期になると裸地に移動するのではないだろうかと考えています。このことは原っぱの管理に重要で、裸地と草地にまたがるエコトーンの必要性を示しているのではと思います。
そういえば、マダラバッタの成虫は緑の部分はほとんどありませんが、マダラバッタの幼虫は緑の部分が多いように思えました。ステージとそのときの住み場所に応じた体色の変化があるのかも?それも今後の課題です。
年末から正月にかけて強い風が吹き、浜寺水路は底の沈殿物が巻き上げられ、白濁しました。夏などにこういう現象がおこると底の一部にある無酸素水層から硫化水素が上がってきて魚などに打撃があるとのことですが、冬季には心配はないようです。7日に見たところでは、水は澄み、底を動き回るアメフラシの一種フレリートゲアメフラシが多数見られます。また、折り重なって寝ているボラの姿も見られます。
※プロフィール書きましたのでご覧ください。
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
浜寺公園でバッタや鳥の調査をし、その結果のまとめをしていますが、その中から次の課題になりそうなことをブログ上にメモしたいと思います。
鳥の調査をしていくつかの気づきがありましたが、その中のひとつはカラスの掘り返し行動です。これは土の中のえさを掘り起こしているのだと思われますが、春と秋に行われ、もっとも餌の少ないと思われる冬にはあまりみかけません。そういえば他の鳥も少ないのではと思ってデータを見直すと1、2月は種数確認数とも減少していました。浜寺公園は大半が松の単一林であることと林床の草刈によりあまり鳥の餌が豊富な環境とはいえません。秋のお わりには餌が底をついてしまうのでしょうか?図は総確認数の変化で途中が二重になっているのは上がプールに来るサギ・ウ・カモを含んだもの。下は含まないもの。グラフは5月から始まって4月までです。