茨城県北茨城市・五浦(いづら)にある六角堂は、岡倉天心が読書と思索にふける場所として自ら建てた建物です。
2011年の東北地方太平洋沖地震に伴う津波で直撃を受け姿を消しましたが、2012年に再建されました。
(広さは、四畳半ほどの何もない仏堂と茶室を融合した部屋)
岡倉天心は、東京芸術大学の初代校長を務め、「茶の本・The book of ter」などの著書を始め、
日本文化を海外に紹介した人物でもあります。
岡倉天心の展示物の中に「自らの心像風景を深い精神性とともに描き出す。」という言葉がありました。
私には難解な言葉ですが、六角堂が、海と陸の境・天と地の境と思うと邪念を許さない境地にいたるスポットに思えます。
ともかく、美しい場所です。地平線が広がっています。 そして、2016KENNPOKUアートも鑑賞。
岡倉天心宅の前に立つ中国生まれジャン・ワンさんの力強いメタリックに輝くアート
六角堂の中を覗くと、須田悦弘さんの自然や生活と調和するアート
岡倉天心六角堂を創業80年の五浦観光ホテルの館内通路・屋上のビュースポットから眺める事が出来ます。
五浦観光ホテルは、海をまじかに感じるレストラン・カフェ・温泉や日帰り温泉もありましたよ。
私達ツアー14名は、落ち着いた和室でお昼ご飯を頂きました。