坂木司の「先生と僕」を読了です。
「僕と先生」はその続編です。
【画像】「先生と僕」と「僕と先生」
大学入学のため上京した二葉さんと、
彼に家庭教師を依頼してきた中一の隼人くん。
勉強はできないけど、ある能力で大学に合格した二葉さんに、
学力は平均以上の隼人くんは何故、家庭教師を依頼したのか。
怖いのは嫌いなのに推理小説研究会に入ってしまった二葉さん。
推理小説を手にしていた彼に、
同好の士と思い声をかけたミステリー好きな隼人くんなのでした。
隼人くんは成績を維持もしくは上げるため最初の一時間は自分で勉強する。
あとの一時間はミステリーについて二葉さんに講義(?)、
という取り決めを交わす。
二人が日常生活で出合うさりげない出来事に、
気が付かなければ過ぎ去ってしまう出来事に、
実は潜んでいる様々な事件をね、
ミステリー好きな隼人くんが解いていくのです。
坂木司さんの日常の謎解きがオカンは好きですねえ。
さて、続編に取り掛かろうか。
【画像】今日も引きこもり?と見つめる桃惠の視線