砥上裕將作「7.5グラムの奇跡」読了です。
【画像】「7.5グラムの奇跡」の本
眼科にかかると、まず様々に検査を受けますね。
その検査をしてくださる「視能訓練士」が主人公です。
視能訓練士という職名を初めて知りました。
新米の視能訓練士が先輩に鍛えられて成長していくお話。
眼の病名もいくつか知りました。
加齢黄斑変性はオカン兄もかかりましてね。
白内障もあったので手術を受けました。
早期退職したのも見えにくくなったからでした。
緑内障は歌手の長谷川きよしがデビューした年に知りました。
叔母はずっと目薬をさして進行を抑えています。
ヒステリーで特定の声が聴こえなくなる症状は、何かの本で知りましたけど、
精神的なことで見えないということもあるのですね。
オカンの従弟は四十代に脳梗塞の手術をしました。
見た目には後遺症らしきものもなくて安堵したのですけどね。
実は左目が見えなかったのです。
眼球そのものは大丈夫なのに見えた像が脳に届かないという説明でした。
危なくて自転車にも乗れない。
かと思うと脳腫瘍で右の眼球を摘出した人が、問題なく車を運転している。
人体の不思議、です。
不自由なく暮らしておるけど、それって有り難いことですよね。