東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

一時帰国(つづき2)

2020-11-03 17:51:29 | 一時帰国 temp. return
このたびのフライトについては
あらかじめフィンエアーから日程変更の連絡が何度もありました

もともとの予約は9月29日-10月29日だったのが
オスロ-ヘルシンキ、ヘルシンキ-成田、成田-ヘルシンキ、ヘルシンキ-オスロの
4つの便がかわるがわる欠航になったり時間変更になったりして
最終的に9月30日-10月31日に落ち着きました

フィンエアーからFright Notificationのタイトルのメールが届くたびに
ドキドキしながら予約の変更手続きを繰り返すとか
オンラインチェックインの途中で
「完了できません。搭乗時にカウンターにお申し出ください」
などという不安をあおるメッセージが出てくるとか
covid-19の登場まで経験したことのないことばかり

でも帰りの便に乗る当日
成田に着くとカウンターではとどこおりなくチェックインをしてもらえたし
フライトのスケジュールも予定通り
ホッと一安心です



今まで来たことがないくらい遠い場所にある(ように感じる)
搭乗ゲートへ辿り着くまでに
羽を休めている航空機をたくさん素通りしました
みんな、早く飛べるといいね…

また窓側の席に座ったので離陸後はしばし景色を楽しみます
かすんだ空気でくっきりとは見えなかったけれど
富士山の姿はいつ見ても何度見ても嬉しい



機内は行きと同じくらい空いていて
多分20人に満たないくらい

いつもと同じフィンエアー便でフィンエアーの機体ですが
日本航空とブリティッシュエアウェイズの共同運行という
ちょっと不思議なアナウンス

定刻よりも少し早めにヘルシンキに着いたうえ
セキュリティチェックもパスポートコントロールも空いていたので
最短乗り継ぎのコネクトでしたがとても余裕がありました

ところで
ヘルシンキのセキュリティチェックで
白い不織布のウェアに身を包んだ人たちを見かけたんですが
何なんでしょう、コレ


(急いで隠し撮りしたのでブレている)

頭まで覆われている…
ゴーグルもしているような…
中国人ぽいけど距離があってイマイチよくわからない

ふつうセキュリティチェックって上着脱ぐけど
あれは着たままでいいのかな?

ともあれここまでくれば
あとはオスロまで1時間ちょっと
ヘルシンキでの入国審査をパスしたらもうオスロでは何もないはず

前回は国境封鎖中だったにもかかわらず
ガーデモエン空港での入国審査があまりにあっけなくて
拍子抜けした記憶がありますが
いまヨーロッパはふたたびロックダウンに追い込まれている都市もあり
ノルウェーでもとうとう(というかやっと)マスクが義務化されたと聞いています

ヘルスチェック、前よりちゃんとしているのか?
と思いきや見事に何もありませんでした
前回よりゆるい

うーん、いいのかなあ…

オスロ到着は夕方なので
いつも空港近くのホテルに一泊して体調を整えてから自宅へ向かいます
(迎えに来る相方にとっても日帰りはキツイ)

ホテルの朝食は
前回はひとり分ずつ紙袋にセットされていましたが
このたびはオーダー式



マスの中に量を書けと書いてあります
量?

ううむ、単に欲しいものにチェックするだけならカンタンなのに
ひとつひとつ何スライスとか何切れとか書けと言われると
意外と考え込んでしまう…

なんとかオーダーをして待つことしばし
出されたプレートを見て思わず Oj, oj, oj(オイ、オイオイ)と感嘆詞を口にする相方


(いや、普通だけど…)

野菜は切りたてなのかとてもフレッシュ
パンは温められているしフルーツは冷えている
通常のブッフェではこうはいきません

チェックアウト時にとても良い朝食をありがとうとお礼を言ったら
多くの宿泊客がこのスタイルを気に入っているとのこと
そうだよね〜

予想していたよりも気温が高くて路面も比較的ドライ
久しぶりに走る右側走行もまずまずスムーズ



村に入り山道をくねくねと進み
家まであと少しというところで
真っ白なウサギが一羽
目の前を横切って反対側の斜面を駆け上がっていきました

おかえりと言ってくれたのかな?
明日からまたリンゴの皮を置いておくから食べにおいで!

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