東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

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2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

切手の仕事部屋

2021-04-22 23:28:53 | ノルウェー山暮らし fjellgård
わたしが不在の間に
家の2階の切手の仕事部屋がほぼ完成しました

この部屋は
一昨年の夏のネズミの再来事件がきっかけで相方が改築を始めたのですが
急がず慌てずノルウェー式のマイペースで
例によって完成まで長い月日がかかりました

でもまあ振り返ってみれば
予期せぬ土砂崩れがあって道路の復旧をしたり
足を怪我してしばらく松葉杖をついていたり
(病院へ行った話はよければこちらをご参照ください👉病院へ行くの巻)

今年に入ってからも排水パイプの凍結防止に奔走したり
給水ポンプが壊れて交換したりと
いろいろとプロジェクトが割り込んできたので
1年半で完成したのは奇跡的といえなくもないかも…

去年はまるまる放置状態でしたけれども
わたしのほうも全く期待せずに
何年先になるか全くわからないけど気にしない〜と思っていただけに
今年に入って急に相方が作業を再開してビックリ
あっという間に断熱材を入れてボードを貼るところまで進んで
2度ビックリ



メタルネットで隙間を塞ぎ(ネズミ対策)
断熱材を入れてビニールシートで覆ってから
ボードを貼っていきます



もともとが丸太のログハウスなので
どこも直角じゃないし
階下のキッチンから換気扇のダクトもむき出しで通っていたのが



アラ、きれいに仕上がっているわー

本職の大工さんでなくてもこういうことが出来る人は
この辺りでは珍しくなくて
基本的なDIYのレベルが違うなーと改めて思います

この改築プロジェクト
わたしはほとんど手伝っていませんが
仕事に行ったついでに資材や工具類を社販で買ってくる購買部員として
それなりに貢献できたのではないかと自負しています
(ハードウェアストア勤務の最大のメリット)

それにしても
フローリングやパネルヒーターといった大物も
なんのためらいもなく「買ってきてー」と頼んでくる相方は
やっぱりノルウェー人
ここでは力仕事にジェンダーの差はありません

さて
この切手の仕事部屋が本格的に稼働しはじめれば
リビングの作業デスクはカオスから解放されて
わたしがいつでも自由に作業をすることができる予定です

筋金入りの切手オタクで専門知識が豊富な相方と違って
わたしは全くの素人なので
相方の下請けをするほかは
エクセルのデータ入力やスキャニングが主な担当

そのために必要なMacとスキャナーとプリンターはデスク周りにあるのですが
今までは相方がここで切手の仕分けや検品などをしていると
途方もなく際限なく散らかってしまって
とてもではないけれど機器を使った作業が出来る状態ではありませんでした

そう
相方はその日の終わりや作業の区切りにいちいち片付け(られ)ない
5Sとはほど遠い典型的なノルウェー人

ですので
機器類を使う仕事は常にたまっていて
わたしはキッチンのダイニングテーブルかリビングのソファテーブルで
いつもちまちまと作業をしていました


(カタログの一冊は膝のうえ)

切手の収集と無縁の人には
どうしてあんな小さな紙切れを扱うのに
広い作業スペースが要るのかといぶかしがられるかもしれませんが
切手は場所を取ります


(使用済み切手を仕分け中)

カタログを何種類も広げたり
収納するシートやアルバムを広げたり
メモを付けるための小さな紙片や付箋なんかがそこらじゅうに転がって
どんどん散らかります

それにしても
未使用の切手はともかく
使用済みの切手を扱っていると
ときどきえも言われない不思議な気持ちになることが…。

この仕事に関わるまでは
切手というのは本来は手紙や小包を送るためのただの印紙で
使い終われば当然ながら用済みだと思っていました

それが人が手をかけて整えれば
アラ不思議
とたんに何らかの価値のあるものになって
一枚たりとも捨てたりできなくなるのです



切手の世界は
はまってしまうとこれがどうしてなかなか楽しくて
おまけに今の"ステイホーム"にもピッタリ

知り合ったばかりの頃に相方から「趣味は切手」と聞いた時は
「え?」と思ったものですが
今では世界中に大勢の切手のコレクターがいるのも
なんの不思議もないと思うに至っています


(1991年に世界で1番美しい切手に選ばれた90年発行のノルウェーの切手)


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