東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

シカを数える

2021-04-24 22:16:34 | ノルウェーの動物 dyr
ここ数日
真冬のような天気が戻ってきています



ほぼ一日中雪が降っていて
ときどき吹雪も

でも
気温はそれほど低くないし(0℃前後)
夜は10時頃まで明るいし
仕事で町へ出ると雪はないし
気分的にはもう冬という感じはしなくなっています


(町のスーパーはすでにバーベキュー商戦)

仕事帰り
町から家へ幹線道路を30分走る間に
みるみる景色が変わっていって…


(前方に道路を横切るシカ)

村へ入るとその先は細い山道で路面の雪も増えるので
4WDにギアチェンジ



公道が途切れる場所で車両を乗り換えます



この日はわたしが仕事から帰る少し前に
相方が私道をきれいに除雪してくれていたおかげで
スタックすることもなく快適ドライブ



ありがたいわー

でもわたしがスタックしたら
トラクターでレスキューに来ないといけないのは相方なので
除雪は彼自身のためともいえます

森の中には
たくさんのシカがウロウロしていました



雪が深いからみんなふもとへ降りて
干し草を探すのかな?
(ご近所さんが干し草をシカ用に置いてある場所がある)

今の時期のシカたちは
禁猟であることをようくわかっているのか
ATVの爆音を聞いてもあわてて逃げたりしません

わたしが通り過ぎるのをゆったりと眺めていたりして
シャッターチャンスが沢山あるんですけれど
車両を止めてゴソゴソしていると警戒して逃げようとするので
あまり写真を撮らないようにしています

母シカの多くは妊娠中ですから
彼女たちが座って休んだり食事をしていたりしている時は特に
できるだけスピードを落とさずにさっと通過

さて
ようやくタイトルの本題です

春はシカを数える季節
(一面の銀世界でも春は春)

領地内(義父の土地)でシカの姿を見たらノートに数を書いておいて
後でまとめて地域の鹿猟の責任者に報告をしなければいけません

責任者は行政に報告して
それをもとに翌シーズンの猟の上限数が決められるようです

とはいえ数え方はとっても大雑把で
決まった日時に一斉にみんなでカウントするといったこともなくて
見かけたら記録しておくだけ

そんなので数が把握できるのかはなはだ疑問ではありますが
毎年そうやっているわけなので
まあそんなものでいいのかも



あ、ここにも
家に帰ったら忘れずに記録しないとね

注意書

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