雪がすっかりとけたいまのうちにと
急きょ家の近くの山道のメンテナンスをすることになり
例によって義父が手伝いに来てくれました
わたしが家の用事を少し片付けてから
様子を見に歩いていくと
橋へと続く長い下り坂の途中に相方と義父の姿を発見

今年の雪どけのあとの裏庭の溝掘りと同様
手作業の土木工事

(スーパー義父は84歳)
ちなみに今回のメンテナンスは治水で
道の山側から谷側へと水を逃すためのパイプを地中に埋めます

掘っているそばから水がどんどん流れ込んでくるので
土砂が重いのなんの

地中から大きな石がゴロゴロでてくるのですが
それはその辺に捨てずに取っておいて
別の場所で道幅を広げる工事に使います

石というよりもはや小ぶりな岩みたいなものもあって
そういった手では到底持ち上げられないような重さの石を
アイロンバー1本で掘り出して動かしていくというスキルは
見ていてなかなかのもの
相方も義父も
べつだん土木工事を仕事にしている人ではなく
知識や技術は人里離れた山で暮らすうちに身についたものですから
ほんとうにこの土地にそぐっていて無駄がありません
義父が来てくれたこの日は
溝を掘ってパイプを埋めて土をかぶせるところまでで
いったん終了

パイプの入り口へと流れていく水は
今の時期はそう多くありませんが
春の雪どけの季節には大量の濁流になります

この排水システムがなければ水の大半は道路の上にあふれて
路面を流れ落ちながら道の表面を好き勝手に削ります
そしてただでさえガタガタの道がもっとでこぼこに…
別の日にもう1ヶ所
以前からパイプが通っているにもかかわらず
途中でつまっているのかあまり排水の役に立っていないところがあったので
ついでにそこも掘り返して手直しをしました

掘ってみたらなんとパイプが短くて
道路の反対側まで達していなかったので
道理でパイプが詰まるはずです
詰まったパイプを掃除して中をすっかり空洞にしたら
納屋に残っていたパイプを継ぎ足してトンネル完成
パイプの上は土をかぶせただけだと柔らかいので
のちほど少し離れた場所から細かい砂を運んできて
しっかりした表層にする予定です
勢いのに乗った相方は好天が続いているうちにと
森で木を切る作業をキャンセルして
引き続き道路メンテナンスに精を出しているんですけれど
どうやらこの作業が楽しくて仕方がない様子

わたしも
岩と格闘する気にはなれないものの
(というかわたしの力では全く無理…)
水を導くという工程はけっこう面白いし
作業用のゴム長靴で土砂の中をジャブジャブ歩くのも楽しくて
ついつい屋外での仕事に時間を割いてしまいます

サマータイムが終わり
日が暮れるのがいっそう早くなった11月
日光を浴びられるのもあと少しです
急きょ家の近くの山道のメンテナンスをすることになり
例によって義父が手伝いに来てくれました
わたしが家の用事を少し片付けてから
様子を見に歩いていくと
橋へと続く長い下り坂の途中に相方と義父の姿を発見

今年の雪どけのあとの裏庭の溝掘りと同様
手作業の土木工事

(スーパー義父は84歳)
ちなみに今回のメンテナンスは治水で
道の山側から谷側へと水を逃すためのパイプを地中に埋めます

掘っているそばから水がどんどん流れ込んでくるので
土砂が重いのなんの

地中から大きな石がゴロゴロでてくるのですが
それはその辺に捨てずに取っておいて
別の場所で道幅を広げる工事に使います

石というよりもはや小ぶりな岩みたいなものもあって
そういった手では到底持ち上げられないような重さの石を
アイロンバー1本で掘り出して動かしていくというスキルは
見ていてなかなかのもの
相方も義父も
べつだん土木工事を仕事にしている人ではなく
知識や技術は人里離れた山で暮らすうちに身についたものですから
ほんとうにこの土地にそぐっていて無駄がありません
義父が来てくれたこの日は
溝を掘ってパイプを埋めて土をかぶせるところまでで
いったん終了

パイプの入り口へと流れていく水は
今の時期はそう多くありませんが
春の雪どけの季節には大量の濁流になります

この排水システムがなければ水の大半は道路の上にあふれて
路面を流れ落ちながら道の表面を好き勝手に削ります
そしてただでさえガタガタの道がもっとでこぼこに…
別の日にもう1ヶ所
以前からパイプが通っているにもかかわらず
途中でつまっているのかあまり排水の役に立っていないところがあったので
ついでにそこも掘り返して手直しをしました

掘ってみたらなんとパイプが短くて
道路の反対側まで達していなかったので
道理でパイプが詰まるはずです
詰まったパイプを掃除して中をすっかり空洞にしたら
納屋に残っていたパイプを継ぎ足してトンネル完成
パイプの上は土をかぶせただけだと柔らかいので
のちほど少し離れた場所から細かい砂を運んできて
しっかりした表層にする予定です
勢いのに乗った相方は好天が続いているうちにと
森で木を切る作業をキャンセルして
引き続き道路メンテナンスに精を出しているんですけれど
どうやらこの作業が楽しくて仕方がない様子

わたしも
岩と格闘する気にはなれないものの
(というかわたしの力では全く無理…)
水を導くという工程はけっこう面白いし
作業用のゴム長靴で土砂の中をジャブジャブ歩くのも楽しくて
ついつい屋外での仕事に時間を割いてしまいます

サマータイムが終わり
日が暮れるのがいっそう早くなった11月
日光を浴びられるのもあと少しです