東京砂漠脱出計画~Ut på tur, aldri sur~

2009東京砂漠を脱出して富士山麓へ
2012息子の進学で都内へ舞い戻り
2016縁あってノルウェー移住

ペンキ塗り

2021-07-07 10:05:58 | ノルウェー山暮らし fjellgård
いいお天気が続いているうちにと
窓枠のペンキ塗りに着手しました

ペンキ塗りは去年の夏に
hytte の手入れの手伝いをした時にけっこうやったおかげで
若干覚えがあります

余談ですが
ここではペンキを買うときは
基本的にはオーダーメード

サンプルを見て色を決めたら
お店の人がベースの入った缶のフタを開けて
機械から指定した色を注入してミキシング
内容と名前をプリントしたラベルが貼られて渡されます
ですので基本的に返品交換はできません

でも以前に買った同じお店でなくても
ラベルがあれば同じ色を買い足すことが可能でとても合理的

さて
今回は窓枠用にオフホワイトを3リットルと
ガレージの屋根の小口用に薄いグレー1リットルを購入



晴れた日は
日陰になっている箇所から始めて
太陽の動きに合わせて移動します



窓枠の傷みは遠目には目立ちませんが
よく見ると水が溜まる下部が集中的に剥げていて
このまま放っておく木枠が腐ってしまうので大変



クモの巣やムシの死骸をはらいつつ
もれなく飛び出している釘の頭をカナヅチでたたきながら
外壁に付いている外枠と窓のガラスがはまっている枠の両方を塗装


(金属部分に巣を張って卵を抱えて動かないクモはそっとそのままに…)

1ヶ所終わるたびに家に入って窓を閉めてロックし
次の窓のロックを外すことの繰り返しです

ここの窓は内開きでストッパーがなく
開けておいても風でバタンと閉まってしまうし
それよりも網戸がないためいろいろな生き物が入り放題になるのが困るので
はじめに全ての窓を開け放ってしまうという選択肢はありません

そんな手間をかけながら
順調に1階のいくつかの窓枠を仕上げていたのですが
セキレイの巣がある場所に少し近づいていくと
親鳥の鋭い声が継続的に聞こえ始めたので
続きは巣立ちが終わってからにすることに


(煙突掃除用の梯子の下に巣がある)

ちなみに窓は全部で18ヶ所
本来なら外から脱着式の飾り枠があるべきなんですけれど
南向きの大きなはめ殺し窓以外には面倒でつけていません

景観目的の飾り枠なので
まあいつか行政から指導が入ったら付ければいいかな…

こんな他に誰もいない田舎の一軒家なのに
(というか田舎すぎるからこそ?)
古い建物や景観の保全に関する規制に縛られることがときどきあって
相方がガレージを建てた時も申請にかなり苦労したのだとか

何気なく家の周りに放牧されているヒツジたちも
実は景観保持に重要な役割を果たしているということも
つい数年前に知りました



ね、きみたちここではVIP待遇なのよ
知ってた?

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