
北朝鮮が発表した潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験の様子[2016年4月24日付の労働新聞電子版より]
北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、金正恩第1書記が立ち会う中、SLBMの発射実験に成功したと伝えた。
韓国軍は23日の北朝鮮のSLBM発射は「飛距離が約30キロで、SLBMの最小限の射程300キロにはるかに及ばない水準」として、失敗した可能性を指摘。昨年12月の前回発射実験が失敗だったことも明らかにしている。ただ、昨年5月に北朝鮮が初めて発射実験を公表した際は、模擬弾を150メートル程度飛行させたと分析しており、それに比べると、実戦配備には遠いものの技術は進んでいるもようだ。
「安保理声明は敵対行為」=対抗措置を警告―北朝鮮
北朝鮮外務省スポークスマンは28日、国連安保理が北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する声明を発表したことについて「米国と追従勢力による産物」と決め付け、「自主権と尊厳の侵害」で「深刻な敵対行為だ」と非難した。朝鮮中央通信が伝えた。
スポークスマンは「米国がわが国の尊厳と生存権を脅かした以上、われわれは軍事大国として見せることのできる全ての措置を段階的に示していく」と述べ対抗措置を警告した。
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北の潜水艦は旧式のディーゼルエンジン、騒音をまき散らして潜水発射訓練しているうち亀裂入り沈没するのか。