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浄水場の高圧受電設備更新工事に並行して行う高圧ケーブル5系統交換の内、最長はCVT38sq*280m長さの二次側充電電流計算書を作る。交流耐圧試験での指示なので直流耐圧試験は出来ない。当然、二次側充電電流が大きいので3本一括or2+1本分割も手持ちの耐圧トランス容量(MAX150mA出力)の関係で出来ない。
計算書を見ると1本ずつで耐圧試験時に流れる二次側充電電流は190mAとなり耐圧トランス出力150mAをオーバーする。よってリアクトル2.1kVA容量202mA出力を並列に入れC分電流を相殺させると100Vコンセント側の入力電流は-1.0Aしか流れなくなり試験が可能となる。
つまり、この長さでの高圧ケーブル交流耐圧試験は耐圧トランス+リアクトルを入れて各相面倒でも1本ずつ3回やる事になる。
この計算書を元に残り7本程度ある高圧ケーブル、二次側充電電流予想数値を提出する。