「震えが止まりません…」 糸魚川大火、涙ながらに証言
22日午前、住宅や商店など約140棟に被害を出した新潟県糸魚川市の火災。市消防本部は午後8時50分、これ以上の延焼の恐れはなくなったと発表した。
同市のホテルホワイトクリフに設けられた避難所で取材に応じた大久保康子さんは、「震えが止まりません。思い出しただけでもぞっとします。家は全焼したと聞きました。大事なものばかりだったのに、何も持ち出せなかった。どうしよう。明日からどうなるんだろうと不安です」と、震える拳を握りしめ、涙ながらに語った。
火元は大久保さんが「ご夫婦と息子さんと3人で経営していて地域のみんなに愛されていたラーメン店」と証言する中華料理店。火災に追い打ちをかけたのは、当日の強風だった。
危機管理アドバイザーの国崎信江氏によると、「糸魚川市が木造密集地であったこと、22日の風速が強かったことがこれだけの延焼を引き起こした。そこに地元の消火の能力がおいついてないと大火になってしまう。飛び火、という、燃え盛る炎の火の粉が強風に乗ってしまい、数メートル先まで燃え移ってしまう現象も起きていた」と推測する。
気象庁によると、今回日本海側に発生していた大きな低気圧に吹き込む南風が強まっていた。同庁は、その風が山を越えて日本海側に吹き下ろす際、空気が乾燥して気温が上がる「フェーン現象」が起こしたとみている。
糸魚川市はこれまでも大火に見舞われた時期が何度かある。近年でも1911年、1928年、1932年と三度の火災が発生、1932年の火災では全半焼332棟の被害が記録に残っている。
糸魚川市には大火になりすい特徴があるのだろうか。国崎市は「フェーン現象で乾燥した空気が流れ込みやすいという地形的な特徴と、建物の密集度が高いことが主な原因。特に建物の密集度合いをもっと解消できていたら、このような大火にはならなかったのではないか」とした。
火事そのものは一旦収束が発表されたものの、自宅を失った人も多く、大久保さんのように今後の避難生活の不安を口にする。国崎氏は「被害に遭った方々は罹災証明の発行などの相談を」と呼びかける。
また、他の地域からの糸魚川市への支援に関しては、「地元の方に迷惑にならないよう、支援物資の必要なものが精査され、市のホームページに掲載されるのを待つなどの配慮を」とコメントした。
糸魚川大規模火災 政府、大火の被災者に最大300万円支給
松本純防災担当相は30日、自民党本部で開かれた会議で、新潟県糸魚川市中心部の大火で住宅を焼失した人などに、最大300万円の支援金を支給すると表明した。被災者生活再建支援法に基づく措置で、火災で支給するのは初めて。
松本氏は「強風により広範囲に延焼した。通常の火災とは異なる。安倍晋三首相から、風害として捉えることを検討するよう指示を受け、被災者生活再建支援法の適用要件である自然災害と位置付けた」と理由を説明した。政府はがれき撤去に向けた支援なども行う方針。
自民党の二階俊博幹事長は同じ会合で「災害を受けられた方々は、不安のうちに過ごしている。私どもも、どれだけ役に立つか分からないが、政府と一体となって対応したい」と述べた。二階氏は31日には現地を視察し、地元市長らから改めて要望を聞く予定だ。
☆
自然災害の壁があり法的には本当は何も出ない...300万円、これで当面は暮らす事が可能となった。これは国、国民に感謝しなければなるまい。
後は糸魚川市、東電原発反対.反対の新潟県の対応だがノーテンキ民主、現地視察に逝ったのか...これで何もなかったらクソの役にも立たない証明の様だ。
22日午前、住宅や商店など約140棟に被害を出した新潟県糸魚川市の火災。市消防本部は午後8時50分、これ以上の延焼の恐れはなくなったと発表した。
同市のホテルホワイトクリフに設けられた避難所で取材に応じた大久保康子さんは、「震えが止まりません。思い出しただけでもぞっとします。家は全焼したと聞きました。大事なものばかりだったのに、何も持ち出せなかった。どうしよう。明日からどうなるんだろうと不安です」と、震える拳を握りしめ、涙ながらに語った。
火元は大久保さんが「ご夫婦と息子さんと3人で経営していて地域のみんなに愛されていたラーメン店」と証言する中華料理店。火災に追い打ちをかけたのは、当日の強風だった。
危機管理アドバイザーの国崎信江氏によると、「糸魚川市が木造密集地であったこと、22日の風速が強かったことがこれだけの延焼を引き起こした。そこに地元の消火の能力がおいついてないと大火になってしまう。飛び火、という、燃え盛る炎の火の粉が強風に乗ってしまい、数メートル先まで燃え移ってしまう現象も起きていた」と推測する。
気象庁によると、今回日本海側に発生していた大きな低気圧に吹き込む南風が強まっていた。同庁は、その風が山を越えて日本海側に吹き下ろす際、空気が乾燥して気温が上がる「フェーン現象」が起こしたとみている。
糸魚川市はこれまでも大火に見舞われた時期が何度かある。近年でも1911年、1928年、1932年と三度の火災が発生、1932年の火災では全半焼332棟の被害が記録に残っている。
糸魚川市には大火になりすい特徴があるのだろうか。国崎市は「フェーン現象で乾燥した空気が流れ込みやすいという地形的な特徴と、建物の密集度が高いことが主な原因。特に建物の密集度合いをもっと解消できていたら、このような大火にはならなかったのではないか」とした。
火事そのものは一旦収束が発表されたものの、自宅を失った人も多く、大久保さんのように今後の避難生活の不安を口にする。国崎氏は「被害に遭った方々は罹災証明の発行などの相談を」と呼びかける。
また、他の地域からの糸魚川市への支援に関しては、「地元の方に迷惑にならないよう、支援物資の必要なものが精査され、市のホームページに掲載されるのを待つなどの配慮を」とコメントした。
糸魚川大規模火災 政府、大火の被災者に最大300万円支給
松本純防災担当相は30日、自民党本部で開かれた会議で、新潟県糸魚川市中心部の大火で住宅を焼失した人などに、最大300万円の支援金を支給すると表明した。被災者生活再建支援法に基づく措置で、火災で支給するのは初めて。
松本氏は「強風により広範囲に延焼した。通常の火災とは異なる。安倍晋三首相から、風害として捉えることを検討するよう指示を受け、被災者生活再建支援法の適用要件である自然災害と位置付けた」と理由を説明した。政府はがれき撤去に向けた支援なども行う方針。
自民党の二階俊博幹事長は同じ会合で「災害を受けられた方々は、不安のうちに過ごしている。私どもも、どれだけ役に立つか分からないが、政府と一体となって対応したい」と述べた。二階氏は31日には現地を視察し、地元市長らから改めて要望を聞く予定だ。
☆
自然災害の壁があり法的には本当は何も出ない...300万円、これで当面は暮らす事が可能となった。これは国、国民に感謝しなければなるまい。
後は糸魚川市、東電原発反対.反対の新潟県の対応だがノーテンキ民主、現地視察に逝ったのか...これで何もなかったらクソの役にも立たない証明の様だ。