右側は24時間絶縁監視装置で設定50mA感度で漏電があれば指定5ヶ所にメールが発信される。
メール着信先例として電気保安管理者携帯電話、電気保安管理者パソコン、事業所担当者携帯電話1or2人、事業所パソコン。
下は漏電警報器で設定は200~800mA程度。
現場では漏電があれば、まず24時間絶縁監視装置メール発報し、漏電警報器の設定以上の漏電となれば防災警報盤にも警報される。
まず、ここで異常は複数人で確認出来るが、防災警報盤は事務所が夜間無人となればNGとなる。
この様な漏電情報が携帯電話、パソコンに着信する。これを見て継続否かの様子を見る。
ほどなく復帰すれば、再度メール着信の様子をみる。
この状態で停電メールが着信すれば現場で何かが起きていると判断し緊急対応をとらなければならない。並行して事業所担当者の携帯電話にも対応の連絡を入れる。
毎月1回、絶監装置が正常なのかを1日の11時00分に設定してメール発信する様にしている。(定期通報)
上の漏電メール146mAでは、計算上どの程度の電力が発生するのか...約30Wとなる。
力率は考える必要なし。
漏電警報器の感度では、この30W電力が電路以外で消費しているのかは、気づかないが絶監装置50mAの感度では事前に把握出来る。
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首里城の丸焼け火災は守衛室にあると思う防災警報盤も鳴動せず(鳴動したら連動して消防にも通報)、絶監装置の有無は判らないが発報先の連絡体制は、どの様なことなのか。
これを全部、すり抜けて起きた事は
①施工不良のショート(短絡)爆発。
②天井裏の配線不良ショート。
③分電盤内での過熱ショート。
④外部コンセント過熱ショート。
④その他
素人的な情報しか無いので、この程度しか推測不可能だが漏電火災より配線の短絡爆発火災の方が正解だろう。
短絡時の電気エネルギーは莫大だ...電気溶接機は短絡させアーク熱で鉄を溶かすと同じ。
以上、マスコミ情報だけで考察した素人向けにUP。
情報の伝達は最重要の見本記事。
絶監装置も無しで隔月で保安管理費もらっている等、今時論外何もしていないと同じ。
スポット的に点検などしても無意味とわかるのでは...。