キュービクル内にある高圧気中負荷開閉器(LA内蔵PAS)。
方向性SOG制御装置試験実施。
動作時間確認。
☆
ここから高圧ケーブルで末端柱まで約500mあるが、事故区分の役目も...。
動作は特に問題無しにて終了する。
キュービクル内にある高圧気中負荷開閉器(LA内蔵PAS)。
方向性SOG制御装置試験実施。
動作時間確認。
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ここから高圧ケーブルで末端柱まで約500mあるが、事故区分の役目も...。
動作は特に問題無しにて終了する。
プライマリーカットアウトスイッチ碍子も自然と割れた者やら...降雨時はジージー音がするか地絡事故となるだろう。
先の低圧200Vの活線メガー測定で電流クランプリーカーに試験器より約1mA(0.96 )を流して低圧絶縁抵抗規定値の0.2MΩとなるのか...。
これは負荷電流が流れている状態で試験器より加算方向の電流を流して0.96mAに調整した。
結果は1mA管理で0.2MΩとなりgood。
100Vでは1mA管理で0.1MΩとなる。
電力側の配電線切断作業。そして電力財産のPCT外観等のチェック。
SOG制御装置の表示確認。
SOG制御装置基板確認は直ぐ試験器で動作確認する。
この例は、電源基板が焼損している。ここまで高電圧がかった。当然...もう動作せず。
PGSの過電流ロックで波及事故となったが運良く、配電線の無電圧確認後SOG制御装置がトリップ信号を出してPGS開放、広域停電は短時間にて復旧した。
要するに事故1回、あっても最悪開放してくれれば良い役目だが、SOG制御装置基板まで地絡電流が電源P1.P2を経由してパンクさせた原因は、柱上に1/2(500VA)kVA操作変圧器を設置していた。
受電設備から100Vをとっていれば基板パンクは防げた可能性があると推測するが、受電設備から持って行くには道路横断、距離もあるので、これはコスト上仕方無い現実。
事故でSOG制御装置が動作、開放したら直ぐ本体、機構部投入前に必ず動作試験を行うのが鉄則。
長く電気や、やっていると波及事故報告、無事故歴も消滅して久しくトホホだが、ブログUPのテーマは事欠かない...しいて言えば他力本願による事故が多い...保安管理など幾らしていても事故の未然防止は防げない。
所詮、見えるところなどで事故は起きないのが通例で五感六巻、ヘボ感が重要となるがシルバー世代となるとヘボ感もアテにならなくなるが...。
事業所の最後の砦のPAS動作管理と24時間絶縁監視装置管理だけはマトモが、これに尽きる。
PAS動作開放したら必ず動作試験をする。サージアブソーバ破裂、地絡電流が回り大地に流れた事が判る。
動作しなかったら直ぐPASの交換手配を行う。この時はPAS入荷まで単なるASとして受電する。
但し、機構部と直流絶縁診断5kV.10分間印加してPASが問題無いこと確認する。3週間後、再度の電力線切断依頼してPAS交換終了する。
SUSの全溶接本体なのでサンダーでカットする。カット面は上部。廃棄処分が容易で無い、エコでも無いので製造中止、そしてエコPAS登場したが気密不足で内部に湿気、爆発多発でリコール該当品となり、今は撤退した?。
短絡事故電流で溶け出している。
SO動作で運良くPGSは開放したので再閉路は成功、短時間の広域停電となった。
☆
そのままPASを使えば、また波及事故となれば4.5時間の広域停電となるのでSOG制御装置試験で動作確認、ヒモでも動作確認する。
このケースはSOG制御装置パンクしたので開閉器を交換したが、怠ると事故時に動作せず大変な事になる。
事故原因は配電柱に立木接触したため短絡、地絡事故の例。
ガスはSF6ガスが入っている今は無いPGSだがコンパクトだった。
以上、参考となったか...波及事故の現場改修の実務、語り部的となった針金電気ヤでした。