本日は(株)双興電機製作所DGR-3050CK使用して方向性SOG制御装置試験の実務指導を行い、14時~定期点検開始。
PAS開放、検電、印加電圧無しを確認後、短絡接地取付。断路器(DS)1次側には発光.音で知らせるDS棒を引っかけておく。ここは地階なのでPASヒモには作業中他のプレートで注意喚起。
短絡接地はVCB二次側で行う。ここで短絡接地すると第1.2受電設備の高圧回線一括で接地される。
これより電気主任技術者、自ら停電を変圧器碍子に触り、清掃作業員に安全を周知確認、受電設備内外の清掃開始を指示。外部の人間は、何も判らず入場するので、電気主任技術者の単なる言っている事は信用してはNG。
PAS開放、停電にて非常用自家発電機設備が起動...消火栓ポンプ、排煙設備の実負荷試験は消防設備業者が10分間の運転確認。これが終了するまで、安全のため定期点検作業は出来ない、実負荷終了の連絡後に非常用自家発電機設備停止、ブレーカ全部開放にて作業開始。
全ての定期点検作業終了後、短絡接地取り外して、最後の高圧全一括、絶縁確認は直流絶縁診断1kV.10分間印加。
直流検電器にて印加電圧確認中。
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院内には仮設のリース発電機数台で各所に仮設電源を布設、工事業者も6人程度で設置、撤去作業を行う。常に人の動きを把握して、余計な事は緊急以外させない事だ。
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PASのSOG制御装置指導は12時~他、ミス無く16時に予定通り終了する。