eつれづれ管理者(66kV特高SS、化石の電気主任技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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地絡事故RgにおけるIc(対地静電容量)と零相電圧(Vo)発生の関係はどの様に考えればgoodなのか...。

2025年02月07日 | eつれづれ



配電線等の地絡事故におけるタイトルのIc(対地静電容量)と零相電圧(Vo)は地絡抵抗Rgの変化で、どの様に変化するのかエクセルで計算してみる。
静電容量2.5μFは一般的に架空配電線100kmに相当する。
グラフに作図すると、自家用設備のPAS以降の静電容量は主に高圧ケーブル程度の少ない静電容量となるので地絡した場合、Rg5000Ωでも零相電圧(Vo)は対地電圧6600/√3=3810VのMAXとなる事が判る。
エクセルの2.5μF<なった場合の零相電圧(Vo)は2桁となる。
この場合、PASの零相電圧(Vo)整定5%(190V)では零相電流(Io)は動作しても、この数値では零相電圧動作検知はしない...方向性地絡継電器(DGR)、方向性SOG等。
零相電流(Io)マグサインは出ているが零相電圧(Vo)は出ていない事も、これを見るとあり得るカモ。
この式も机上のノーガキであり、現場の地絡事故では5000Ωなどキープしている訳など無く、一瞬に完全地絡となるのは誰でも判る。
一瞬の風雨での立木接触もあるが、これは軽故障となり再送電で復旧する。
下の写真は電力変電所、再閉路失敗し重地絡事故で広域停電となった事例。


2mはあるヤマカガシか...。
人間も感電すると電流でた箇所は爆発的に破裂、そして電気裂傷は再生しないと言われているので壊死する、死ななくても皮ふ移植しなない。
肩から感電して膝下に抜けた工事やさんの例だと退院まで3カ月を要したので長期の入院となる。
先の5000Ω例は人体抵抗3000Ωと言われているが、この抵抗値でも良い。
再送電失敗したのは何故か:
通常、小動物は感電した場合、電撃ショックで飛び跳ね充電部電線等より離れ再送電成功するが、ヘビなどの長いものは一旦、離れても再度引っかかる可能性もあり2回、強制送電してもNGの例もある。
こんな写真もあった配電線をガッチリ咥え昇天したクマ...何を狙ったら、こうなるのか意味がワカラン。






今日~寒波到来で大雪予想か...おとなしく外出はしない方が...。

2025年02月07日 | eつれづれ
「年金1回分がパー」“融雪屋根”を持つ男性 大雪と灯油の値上がりで家計に“ダブルパンチ”… スーパーでは納品が遅延し人気商品の欠品相次ぐ【news23】
今シーズン“最強”で“最長”の寒波。
生活への影響も深刻化しています。
ある男性の家では「融雪装置」を使って屋根の雪をとかしていますが、屋根を温めるのに使うのは灯油です。この寒波による大雪と灯油の値上がりで、家計の負担が増加しているといいます。
雪に埋まった乗用車や、灯油を使った融雪装置が稼働する様子など 降り積もった雪の影響で、駐車場から車が出せなくなった男性に出会いました。男性が駐車場を訪れた際の映像。車がすっぽり雪に覆われていました。 
さらに、車体の下にも雪が溜まっていました。その後、男性が雪を取り除き、車を出そうとしますが、スタックして前に進めません。 雪を取り除いては、車を動かすことを繰り返し、ようやく… 「(Q.良かったですね)無事になんとか。無理やりゴリゴリいったが。(Q.午後3時半に〔動画を〕撮影されて、今午後5時24分)2時間ですね」 生活への影響も深刻化しています。こちらの男性の家では「融雪装置」を使って屋根の雪をとかしています。 「今、屋根に上がっているのが42~43℃くらいで、返ってくるのが36℃くらい」 屋根を温めるのに使っているのは灯油ですが、連日の大雪と灯油の値上がりで、家計への影響は免れないと話します。 
この降り方だから4日から休みなしにボイラーが回っている。去年の12月に(灯油を)入れてから、今23万円くらい。ばあちゃん(妻)と年金1回分パーになったぞと言って」 富山県内の食料品専門店では… 北野エース 富山大和店 明石早央里 店長 「昨日の(入荷)分が欠品になってしまうと連絡がおととい来て、それが金曜日に今のところスライドすると」 通常週3回の納品が大雪の影響で遅延。5日に納品される予定だった商品は、7日にまとめて入荷されることに…。人気商品の多くが欠品しているといいます。 北野エース 富山大和店 明石早央里 店長 「本日もすごく富山市内は雪が降っていまして、あす本当に来るのかどうかもスタッフ同士でも不安がありますし」 デコボコの雪道を走る移動販売の車。向かった先は、石川県珠洲市の仮設住宅です。ここに住む人にとって、移動スーパーは欠かせない存在だといいます。 「80のバァバやから。親切やから助かるわいね」 こうしたなか、雪の影響とみられる死亡事故も起きています。

きょう午前4時半ごろ、福井県敦賀市のトンネル内で、雪でスリップし、横転したとみられる車に大型トラックが突っ込む事故がありました。 この事故で、横転した車を運転していた、滋賀県日野町の会社員・内村正直さん(52)が死亡しました。 この寒波は、週末にかけて、東北や関東から、東海、中国などの広い範囲に雪をもたらす見込みで、引き続き、スリップ事故などにも警戒が必要です。
昨夜からの雪で昨日と同じ20㌢程度は降った様だ...朝の6時30分より除雪開始。
道路に除雪車も来なかったので大した雪では無かった...昔は、こんなものではなかった、まだ当地は序の口程度の雪だが日中も2回は除雪仕事しなければ...放置していたら後でしっぺ返しとなる。
朝に綺麗に除雪したのだが...本日、午後より2回目の除雪となった。
夕方に、もう1回周りの除雪を行ったが翌朝も予定しなければ...。