一日1笑

どんな一日でも1回位は楽しい出来事があるはず!せっかくの一日だもの、楽しんで過ごします♪

秋の日の思い出

2007-09-18 21:10:50 | ファミリー・ホーム


『きょうね、ようちえんでモスモスつくったの♪』
「モスモスってなあに?」
『モスモスだよお、ピンクいろのさぁ。』
「??? あっ、コスモスね!うちのお庭にも咲いてるね。」
『うん、かわいいね。ゆうかコスモスだーいすき

コスモスの花を見ると、山口百恵さんの『秋桜』の歌詞、そして、
母と妹と3人でアルバムを整理していた時のことを思い出します。



秋の夕暮れ、アルバムの整理も一段落しそれまでのページを1枚1枚めくる母。
私たちの小さかった頃の話をしながら、ふと

「いつかお母さんがいなくなった時、こうして過ごしていたことを思い出すのね。」

うん、今でもこの季節になるとあの時のことを思い出すよ。
妹は覚えてないから、「そんな場面があったんだよ」って話してあげてる。
そして優花には、私がアルバムの整理をしながら思い出話をしてあげなくちゃね。

コスモスのお花が大好き。
『秋桜』の歌が大好き。
でもちょっぴりせつない秋の日の思い出です


    秋桜  作詞/作曲 さだまさし

うす紅の秋桜が秋の日の
何気ない日溜りに揺れている
此頃涙もろくなった母が
庭先でひとつ咳をする
縁側でアルバムを開いては
私の幼い日の思い出を
何度も同じ話くりかえす
ひとり言みたいに小さな声で
こんな小春日和の穏やかな日は
あなたの優しさがしみてくる
明日嫁ぐ私に苦労はしても
笑い話に時が変えるよ
心配いらないと笑った