一日1笑

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つくづく不思議、ようやく納得

2012-03-22 17:53:50 | ひとりごと
「天声人語」といえば、
今までずっと不思議に思っていたことがあります。

「日によって、文体がこんなにも違うのはなんでなんだろう



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バタバタした毎日でも、できる限り新聞には
中でも天声人語には極力目を通すようにしています。



少し前になりますが、
108年の歴史をもつこのコーナーについての特集が組まれていました。
(以下、太字部分は記事中から抜粋)


天声人語は、五つの「▼」で区切られた六つの段落から成る。
最初の段落は、読者をグッと引きつける「つかみ」で、
筆者が苦労する最初の関門である。



パッと見た瞬間、興味をひかれグングン読み進む。
スラスラ読めてわかりやすい。
短い時間の中でもすっと頭に入ってくる文章。


と思えば数日後、

読み始めた途端流し読みになる。
ともすると「今日のはもういいかな」




第2~5段落では、その日のテーマの説明や、
それにまつわる議論の紹介などが中心となる。



最初ですっかりつかまれた好奇心は、この時点で
「へ~ ほ~ そういうこともあるのね~」
わかりやすい例え、知らなかった世界への導き、身近な出来事
に置き換えられていく。


と思えば数日後、

読み進めても、
なんとなくつかみどころがないからもういいや。



最後の第6段落はコラムの結論。「読後感」を左右するため、極めて重要だ。
ニュース面に載っている解説記事の結論と同じでは面白みがない。
どうやってコラムらしい余韻を残しながら締めくくるか。
夕刻、筆者はパソコンを前に悩み、言葉を絞り出す。



もう1年近く前になるけれどすっごく印象に残った締めくくり。

「いつものおかずを盛ったいつもの皿を、いつもの顔ぶれで囲む夕。
いまや抱きしめたい平凡である。」






この文章を読んですごく共感した。
つくづく「平凡」ってありがたいと思った
ここまで人の心を惹きつける文章が書けるってすごいことだよな~


と思えば数日後。
やっぱり最後まで読み切れない日があったりする。


つくづく不思議。
私の興味って偏りすぎてるのかな?
それにしても不思議だわ・・・。


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で、今回の特集を読んで納得!

「書いている人がお2方いらしたのね





つくづく 相性 という言葉を感じた一件でした