ある意味、幸せなことなのかもしれない

２３時少し前
家電がなりました


こんな時間に誰？

そもそも家電が鳴るって、ロクなことないし
（＝よくて勧誘電話、最悪は不幸の知らせ。中間はない）




身構えながら出ようとする私に

「もう誰も死ぬ人いないんだから出なくていいよ」

とダーリン



た、確かに（笑）

お義父さんも、お義母さんも
お父さんも、お母さんも

みーんないなくなっちゃったもんね



そうこうしているうちに留守番電話メッセージが流れ
聞こえてきたのは

「もしもーし、もう寝ちゃった～？ 」

妹の明るい声

何でも、スマホがおかしくなっちゃって使えないから
家電でヘルプの電話をかけてきたらしい






それにしても、ダーリンの

「もう誰も死ぬ人いないんだから」は

４人＝４回のドキドキを味わった実感がこもってたな




私たち世代は、まさにこれから親の介護が始まるであろう年代

早くしていなくなっちゃったのはさみしいけれど
あの、どうしようもないドキドキ感・喪失感からの解放は
ある意味、幸せなことなのかもしれない

そう思えた出来事でした