ゴルフの空(GET Golf Academy 主宰 松村公美子のブログです)

ゴルフレッスンのこと、スイング理論(ゴルフスイング体操)のこと、日常でのこと、色々、時々、書いています

『骨盤底と横隔膜』

2011年06月28日 | ゴルフ理論…私の見解
24日のblogに掲載した、『疲れない体を作る「和」の身体作法』に、添付写真のようなイラストが掲載されていました。

ろっ骨のところでグレーに塗られている箇所が、横隔膜(呼吸横隔膜)。

骨盤のところでグレーになってる箇所が、骨盤底筋群(骨盤横隔膜)。

そして、このイラストの下の注釈部分には…「リラックスと適正なハリを司るのが骨盤底です。骨盤底を床、横隔膜を天井に見立てると、まるで聖堂のようなドーム構造になっているのがわかります」と書いてありました。

この呼吸横隔膜と骨盤横隔膜をつないでいる添付写真の点線は、「全身呼吸」を行なう際に、イメージすると良い“円錐”だそうです。

この“円錐”を見た時、「良い姿勢を作ろうと思えば、こういう円錐を自分の身体の中にイメージし、骨盤横隔膜の上に呼吸横隔膜が、ちょうど乗っかるようにするといいのでは…」と思いました。

ゴルフの練習をしていて、「腰が痛い」とおっしゃる方の多くは、骨盤が前傾している方のように思います。

このイラストの左側(骨盤が前傾している姿勢)。
↓↓↓

(このイラストも、『疲れない体を作る「和」の身体作法』に掲載されていたものです)

一見、良い姿勢に見えるのですが、胸を張り過ぎて“出っ尻”になっています。

普段の姿勢が、このような方は、ゴルフスイングでアドレスを作った際にも、要は“腰が反っている形”になってしまうので、腰に負担をかけ、腰痛を引き起こしやすくなるのではないかと…。

反対に、イラストの右側のように、骨盤が後傾しているタイプの方は、“猫背”になりやすく、アドレスの際にも背中が丸くなりやすいです。
ゴルフ練習時の腰痛発症の点から考えると、前傾させてしまうよりはマシかな?とは思うものの、背中が丸くなってしまうので、肩甲骨がスムーズに動きにくくなり、腕が充分に振れなくなります。

骨盤が前傾していても、後傾していても、骨盤横隔膜と呼吸横隔膜は、添付写真のように真っ直ぐな円錐にはなりません。

良いゴルフスイングのためには、普段の姿勢も整えたいところです。

また、今朝のblogにも書いたように、「姿勢が良くなる→肩コリや腰痛を解消できます」。

…ゴルフのためにも、腰痛や肩こり予防のためにも、普段の姿勢に気を付けてみようと思われる方は、添付写真の点線のような“円錐”を、ご自身の身体の中にイメージなさってみると良いのでは…と思いましたので、このイラストを掲載しておきます。

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