阿部ブログ

日々思うこと

次期米国副大統領マイク・ペンス氏はボーンアゲイン・クリスチャン

2016年11月10日 | 雑感
次期米国副大統領のマイク・ペンス氏は、ボーンアゲイン・クリスチャンである。アイルランド系で若い頃から宗教的活動を行ってきており、2000年から2013年までの下院議員時代は「汚されることのない文化戦士」と言う評価を得ているし「自分は共和党員である前にキリスト教徒であると公言してきた。
副大統領にペンス氏を選んだトランプ氏の人物評価は的確で、両氏は陰と陽という感じで政権内でバランスするだろう。

彼の信仰ゆえ、同性愛に厳しい。
バチカンと一緒で絶対に認められないのだし、同性愛の団体(LGBT)から、副大統領就任に対し既に反発が出ている。これはインディアナ州知事の時の「宗教の自由回復法」にLGBTは鋭く反対し州政府と対立した経緯がある。この法律は、信仰に基づく行動を理由に、個人が訴追されないことを保証する法律である。結局、撤回することになるが、ボーンアゲイン・クリスチャンとしては、署名したくなかっただろう。
ペンス氏は「史上最強の副大統領」になるとの意見もあり、また彼の信仰心ゆえ、バチカンとの関係も非常に良い。大統領選確定後、フランシスコ教皇は直ぐ様、彼に祝辞を送っている。
ペンス氏の今後の動向が注目されるが、トランプ政権自体は長続きしないと観ている。