阿部ブログ

日々思うこと

DARPAとインドのMALE-UAV

2016年11月18日 | 雑感
DARPAが水上戦闘艦から運用する MALE (Medium-Altitude, Long-Endurance) UAVの実用化を目指す TERN (Tactically Exploited Reconnaissance Node) 計画の進捗についての11月17日に情報をリリース。主契約者は、Northrop Grumman Systems Corp.
発表内容は、試作の機体は、来年2017年前半期に完成する予定で、1/5スケールの模型で風洞実験も実施する。推進システムの地上試験を2018 年に実施し、その後、船上から発信させ洋上飛行試験を年末までに実施する計画。
DARPA作製のTERNの動画を観ると、結構飛行が複雑で、制御するソフトウェア開発が重要だが、システム統合を行う施設 STIS(Software Integration Test Station) を開設して対応している。

インドのMALE-UAVのRustom-II は、既に飛行試験が行われている。Rustom-IIは、合成開口レーダーと光学センサーと各種電子戦(ELINT :Electronic Intelligence)装置と通信傍受(COMINT:Communication Intelligence)装置が搭載される予定。