阿部ブログ

日々思うこと

JEF市原 と 蘭奢待

2012年03月16日 | 日記
今日、市原市にある石油精製工場を見学させて頂いた。
その帰りの送迎バス?でJR五井駅に向かう中、JEF市原のJEFとは?と言う質問を信長と同じ名字のおじさんが発した。

この質問に答えたのは最近16歳年下の女性と入籍した気鋭の研究者。流石~

JEF市原は、正確にはジェフユナイテッド市原・千葉で、言わずと知れたJリーグに加盟するサッカーチーム。
このジェフのジェフはJEFで、Jr East(=JR東日本)と Furukawa(=古河電工)の略称からとられた言う。

へぇーっ!(みんな拍手)

さて、信長と同じ名字のおじさんや気鋭の研究者、それと私を含めた一行は、バスを降りて16:59分五井駅発、逗子行きの総武線電車に飛び乗る。

総武線の中で、我々一行はバラバラに座ることになったので、東京駅まで約1時間、さあ読書でもするべが~と言う事でポケットから、やおら内藤湖南の講談社文庫版『日本文化史研究(下)』を取り出し、「香の木所について」を読み始める。

48ページにやっぱりでた『蘭奢待』!

蘭奢待は、天下第一の名香と言われ、織田信長や明治天皇などがこの香木を削ったと言われる。
その「蘭奢待」は長さ156cm、重さ11.6kgの錐形の香原木であるが「蘭奢待」と言う名詞の中には、東大寺がそれぞれの語に含まれている、JEF的雅名だ。

実は蘭奢待の正式名称は『黄熟香』なんだとか。
『黄熟香』たる蘭奢待は、『紅沈香』と並び非常な珍重香だと言う。

JEF市原は「蘭奢待」だ。Jリーグにおいて末永く長く人々の記憶に残る芳しき戦いをしてもらいたいもの。
「蘭奢待」は時の権力者に削られようとも今にその芳しき存在感を、現代に至るまで醸し出しているではないか!



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