あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

31 リュ・カンボン

2015年11月09日 13時01分56秒 | シャネル フレグランス

 

今回紹介するのは31 リュ・カンボンです。

直訳すると、カンボン通り31番地。

何それ?

シャネルが最初にメゾンを開いた場所です。

現在は、ほんのちょっと移動したようです。

そのネーミングが何を意味するのか?

それは、私にもわかりません。

マドモアゼルにとってはメモリアルな名前なのかもしれないが、

それで何を表現したかったかは不明です。

そもそも、ゼクスクルジフシリーズには詳しい解説がなくて、

私にも不明な点が多くあります。

興味のある方はググってみてください。

 

で、直感的にこの香りは日本人に受け入れられる、

と感じました。

トップに香る、たぶんサンダルウッド(白檀)と思われる

香りが、私たちのDNAにどこか記憶があるような感じがするのです。

いわゆる、ちょっと抹香臭いのですよ。

でも、落ち着いたいい香りです。

女性用フレグランスにこのような表現は不適切かもしれませんが、

渋いんですよ、かなり。

逆に、西洋でよくこれを発売したな、と思いました。

外国では、それこそ目にしみるくらいのが普通ですからね。

ちなみに、私の記憶が正しければ、日本で発売したことは

ないはずです。今回のゼクスクルジフシリーズが初めてのはず。

 

先ほど日本人に受け入れられる、と言いましたが、

それは香りとして「あり」だということで、日本人に合っている、

というのとは微妙にニュアンスが違うんですよ。

若い女性にこの香りはないんですよ、私的には。

やはり時代を感じてしまうんですよね。

おばちゃんでもこんな香りしている人は今、いないよなぁ、

という感じなんです。

ただし、道路ですれ違ったり、エレベーターで一緒になったとき

のいつもの「あの感じ」ではないので、ハイソなご婦人と

一緒になったときこの香りがすれば、「さすがハイソな人は違うね」

なんてことになると思います。

個性的ではあります。

興味のある人は、シャネル銀座あたりにサンプラーがあるかもしれません。

確認してみてください。