あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

手元にくるのが遅かった

2015年11月27日 01時55分45秒 | シャネル フレグランス

 

私の記憶にある最も古い男性用フレグランスの新製品。

それがアンテウスだった。

新製品が出た、という話は知っていたのだが、当時は

金のない専門学生。

バイトして金のあった高校生時代とは違っていたのだ。

だったら、就職して給料をもらったら、買ったらいいんじゃね?

と思うかもしれないが、そのときはカメラの機材に

お金がいってしまっていたのだ。

そのうち、また新製品が出て、そちらに注目しているうちに

後回しになってしまった。

したがって、実物が手元にきたのは、あれからだいぶ経ってからだ。

 

この製品はシャネルが亡くなった後に発売されているので、

直接彼女の意思は働いていない。

後継者が彼女の意思をどう受け継ぐのか、ということが注目された。

白と黒が反転してますね。うーん、挑戦的です。

シャネルのトレードマークと言えば、白地に黒のロゴ。

あえて、それを逆にしてるんですね。

新しいシャネルを表しているんでしょうか。

 

トップノートはやさしい、何?乳液?と思うほどだ。

しかし、トップが消えるとエロい、いやセクシーだ。

えーっ、こんな感じなの。

いつまでも脳幹に残る感じ、何だこれ。

配合されている男性用には珍しいラベンダーの香りなのか。

「おいおい、ラベンダーの香りくらいわかるだろ」

と、言うことなかれ。

ラベンダーが諸々の香りを引き連れて複雑な印象を

与えている可能性もある。

すっきりとしたスタイリッシュな外観とは違い、濃厚まったりな感じ。

これは好みが分かれるな。

私は嫌いではない。

 

おまけ

 

現在、香水以外のパルファン・ド・トワレ、オー・ド・トワレなどは

すべてバポリザター(スプレー)タイプになってしまった。

そのまま直接使用できるため、コットンなどを使用する手間が

いらないからだろうと思われる。

昔は通常ボトルも販売されていた。

意外とこの通常ボトルも使い勝手がいいのだ。

私の家に遊びにきた数少ない女友達(笑)はみんな、部屋の

ショーケースを見て目の色が変わる。

本体をそのままあげる訳にはいかないので、スポイトで

100円ショップで買ったアトマイザーに小分けして、あげていたのだ。