あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

けっこう攻めてる

2015年11月11日 04時00分26秒 | シャネル フレグランス

 

今回は「クリスタル」です。

これはたぶんシャネル婆さんが存命中に発売されたはず。

だから1970年あたりか、それのちょっと前あたりだと思う。

当時としてはかなり斬新で挑戦的な製品だったと思う。

いわゆる「これが香水です」みたいな感じがないのだ。

配合されているマンダリンやレモンのせいか、爽やかで

尖った、それこそクリスタルな感じがするのだ。

今でも通用するのでは?と感じるほどだ。

もっとも、今でも発売されているわけだから、それなりの

支持者はいるってことだよね。

特にいいのはトップノート。

爽やかな清々しい感じ。

ミドルになるに従って、若干白粉臭くなるが、

それでも鼻につくような感じはない。

 

ちなみにこれには香水はありません。

パルファン・ド・トワレ、オー・ド・トワレのような

軽いフットワークで使ってください、ということか。

たしかに高そうな毛皮からぽわん、と香ってくるような感じではなく、

すれ違いざまにフワッと香る、爽やかなイメージだ。

と言うより、止まらないで立ち去って欲しい(笑)。

瞬間的にビビビッときて、あとは消えて欲しい感じの香りだ。