うわー、やっちまったあ。
もう少しで稲刈りが始まるし、今日は日曜日だし、霧が出てるし・・・
ということで、3度目の四季島の撮影にでかけた。
鉄ではないが、レアものどうし(四季島・稲穂)のコラボ。
俺って冴えてるぅ。
頭の中ではけっこう良い絵ヅラになっていた。期待が持てる。
場所探しに約1時間。
それでもまだ30分ある。
車から降り、田んぼのあぜ道を歩きながら、良いポイントを探す。
こんなことしてるのは自分だけかと思ったが、時間が近づくにつれ、
けっこう人が集まってきた。
まんざらでもないポイントのようだ。頼むから赤とか青の車、やめてね(笑)。
あと10分かあ。しかし、田んぼの真ん中でやることがない。
暇だし寒いし誰もいないし、そうかといって車まで戻ると間に合わないし・・・
まてよ、俺にはスマホという暇つぶしツールがあるじゃないか。
そこで、ポケットからスマホを取り出しYahooニュースを見ていた。
そしたら、「ヒュー、カタンカタン・・・」
音で気がつき顔を上げた。
えっ、四季島が目の前を通過。
なんと、スマホに夢中になり、行ってしまったのだ。
くう~、絵に描いたようなマヌケ話。
「撮れてんじゃね?」
ライトを見てください。赤いですね。テールランプです。
近づいてくる列車を撮ったのではなく、離れていく列車を撮ったのです。
さいわい、セッティングは終わっていたので、慌ててシャッターを切ったのです。
どうしよう。停車しているところは会津若松駅、喜多方駅で撮ってるしなあ。
会津若松駅に4時間近く停車しているのは、わかっている。
しかたない、手ぶらで帰るのもなんだし、ホームで撮るか。
生まれて初めて「入場券」というものを140円で購入し、ホームへ。
会津若松駅には4時間近く停車するが、このホームにいるのは
あと30分だそうだ。
年配の鉄から教えてもらった。
バンダナにリュック、気合い入ってる(痛い)ねえ、オッチャン。
もう70歳近いんじゃねえか。
定年退職して、子供も成長して、自由気ままに鉄三昧か・・・
ある意味、うらやましい生活だよな。
なんかJRの回し者みたいな写真になってしまったが、たまにはこんなのもアリということで。
なんかヤバイ場所から撮影したんじゃねえ?と思われるような写真。
実は磐越西線は会津若松駅でスイッチバックになっていて、ホームが
コの字型になっているのです。
私は車止めの後ろの通路から撮影しています。
これには少し文句があって、四季島は長いので先頭車両が5メートル
くらいホームに入らないのです。
私たちはホームから出られないので、撮影できません。
あと少し前(撮影してる私の方)に停車してくれれば、先頭車両を
正面から撮影できるんだが。
こんなことくらい、多く鉄を見ていればわかるだろうが。
この暖炉、炎はグラフィックなんだよ。芸が細かい。
上の本とペンは「ヤラセ」だよね?かっこ、よすぎ。
展望車のソファ。高そう。
近頃のレンズは解像度が高いので、望遠で展望車を撮影すると
乗客の顔が鮮明に写ってしまうという、現代ならではの悩みがある。
この列車のメインエントランス。
たしかホームに赤い絨毯が敷かれるはず。
ホームで撮影していて気がついたんだが、走っているときはすごい静かなのに、
停車しているときは、気動車(たぶん)が、かなりうるさい。
モーターは動いていない訳だから、たぶん発電機だと思う。
あっ、架線から電気をもらっているわけだから、発電機ではないのか。
なら、空調機?よくわかりません。
たぶん、みなさんが想像している車両より、実際は小さいです。
「あれっ、こんなに小さいの?」という感じになると思います。
トンネルの幅とかに合わせなければならないので、豪華列車といえど、
そんなに、べらぼうなことはできないのです。
おまけ
どう見ても、巨人の高橋監督じゃないだろ。
-日刊スポーツweb- より